著者等紹介
白川由紀[シラカワユキ]
学生時代留学していたネパールで、ドイツから陸路10か国の国境を越えて車でやってきた人々に出会い、アジア‐ヨーロッパ間を貫く大陸街道に、“国際路線バス”を走らせることを企画立案。1994年に『ユーラシア大陸横断バス』を実現、以来取材をしながら同ルートを3回横断。1998年にはトルコから南アフリカまで14か国を貫く『アフリカ大陸縦断トラック』を走らせ、取材活動の幅を広げながら同ルートを2回縦断。2002年9月からは、赤道直下から南極までをつなぐ『南米大陸縦断バス』を実現させた。“それでも地球は素晴らしい”という言葉をモットーに、執筆活動、写真展、講演会、ツアーコーディネートなど、様々な方法で旅の途上の日常風景を伝えることがライフワーク。2003年環境省主催環境フォトコンテスト優秀賞受賞。ネパール語、スペイン語、英語を操るマルチリンガル。現在は、世界中から収集してきた美術品や民具を身近に触れられる場所を作るという夢のもと、自分の手で古い民家の改築を重ね、カフェギャラリーTOUMAIをオープン。旅を核にした、ジャンルにとらわれない活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ジュール リブレ
21
きれいですよ~。なんか心が洗われます。ついてる言葉も、ひとつひとつがじっくり読ませるな。いいなぁ。カレンダーまで買っちゃいました。ボリビアの塩湖を自転車で走る"僕は自転車で空を飛ぶ” これ、最高です。2010/12/26
ティ
3
うっとり眺めてしまいました。どの写真もキレイです。そして添えられた言葉もとてもステキ……。心がささくれたときのためにそばに置いておきたいです作品ですね。2011/02/10
日奈月 侑子
2
「目を瞑ると、此処が海の底にあった時代が透けて見えた。その瞬間、ぼくは巨大な生物の背中にいたことを知り、眩暈を覚えた」この詩が特にお気に入りです。言葉選びが透明感溢れていて、とても素敵です。写真の中では、鏡の国、万華鏡、ぼくは自転車で空を飛ぶ、が好きです。綺麗な青に、思わず見惚れてしまいました。2012/03/12
LUCY
0
写真も詩も素敵なんだけど、字体が可愛過ぎてイマイチ入り込めない感じ。女子中高生ぐらいの狭いターゲットを狙うならそれでも良いのかもしれないけど、内容的にももっと年齢層が上のターゲットを狙っていくべきだと思うので、もう少し字体に気をつけたら白川さんの世界観にグッと入り込めるのではないかと思う。そこだけが残念だな、という感じ。あと、詩と写真の説明も字体を揃えた方が良いのでは?多分、字の大きさで使い分けたら良いのではないかと思うのだけど…2012/02/24