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歴史新書y
NHK歴史番組を斬る!

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  • サイズ 新書判/ページ数 255p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784862489319
  • NDC分類 699.63
  • Cコード C0221

内容説明

1960年の「歴史よもやま話」(ラジオ番組)から現在の「歴史秘話ヒストリア」「BS歴史館」「さかのぼり日本史」まで、多くの「歴史ファン」は、NHKの全国放送である歴代の「歴史情報番組」で歴史の面白さや知識を学んだと思っている。しかし、番組の歴史を振り返ってみると、ファンの期待に反し、スタッフの勉強不足、ミスキャストなど問題山積である。「期待すべき番組」ゆえに思い切った改善をNHKに要請する。

目次

第1部 序論―なぜNHKの歴史番組を取り上げるのか
第2部 総論―NHKの歴史番組を徹底検証する(シリーズを通観すると見えてくる傾向とは?;視聴者は番組のどこをチェックすべきか?;歴史番組の間違いの原因を分析する)
第3部 各論―戦国期・三大事件の「番組」事例研究(川中島の戦い・編;長篠の戦い・編;本能寺の変・編)

著者等紹介

鈴木眞哉[スズキマサヤ]
1936年横浜市生まれ。中央大学法学部卒業。旧防衛庁、神奈川県庁等に勤務。歴史研究家。在職中から「歴史の常識」を問い直す作業を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

maito/まいと

23
鈴木氏、ついにNHK歴史番組に噛みつく!しかも番組・放送分一つ一つこれでもかっと思うくらい列挙して・・・批判内容や、事象に対する分析に関しては、これまで鈴木氏の著書を読んだ方や近年の歴史認識の変化をご存じの方は共感できる内容だと思う。が(ご自身による)インタビュー形式や、後半の番組それぞれへの批判内容のエキサイト化など、どうしても建設的ではない不愉快さがつきまとってしまう。鈴木氏らは、よほど歴史の学会や世間における認識で苦しい思いをされたのだろう、そんな黒い闇が垣間見えてしまう(涙)2013/03/27

YOS1968

8
かなり噛みついています。おそらく個人的に面白くないことがあったと思われます。確かに国営放送の歴史番組には独特の偏見にあふれており、時々むかつくのだけれど、著者の鈴木氏は徹底的に過去の番組内容まで調べ上げ、その内容を検証して批判する。おそらく著者の言い分が正しいのは間違いなさそうであるが、しょせんテレビ番組なのに、と思ってしまうのであった。2012/05/25

takuchan

4
存在意義は十分認めたうえで''期待してるんだから、もっとマトモにやってくださいよ''と言いたいだけです/オンデマンドでNHKの歴史番組を観まくっているので読んでみた。序論・総論で著者の言いたいことはわかる。なんでこの人がゲスト?ということなど…。ただ各論はやや食傷気味に。視聴者のリテラシシーの問題も大きいかなと。個人的にはNHKに今後も歴史番組を作り続けてほしい。2014/10/24

onepei

2
切り口としては面白いけど、著者もそろそろファンをあっと言わせる研究を発表しよう。2012/07/07

non

1
 (A☆ '12-145)批判的で読んでてつらい。歴史上のこと、色んな人が色んなことを正誤踏まえて言うのだ。著者が正しいのかさえ私には分からない。詳しい人が読むべき本か。やっぱり、借用で乱読するものではないのか。2012/08/07

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