内容説明
鎌倉時代から850年の間連綿と続く小笠原流礼法は、元々は戦う武士たちのための作法だった。実用的で合理的、そして美しい真の礼法は、強靭な肉体と調和した心をもたらす。最前線で戦う現代のビジネスマン、成熟した大人として身につけておきたい、仕事でもプライベートでも役立つ一流の立ち居振る舞いの真髄を伝授する。「心中に一張の弓を含んで」振る舞うべし。
目次
第1章 武家礼法が現代に有用な理由(戦国武将の生き方を現代に伝える伝統の武家礼法;一子相伝、小笠原流礼法八五〇年の歴史 ほか)
第2章 美しい立ち居振る舞いの要とは(基本中の基本、正しい立つ姿勢;和室での座り方も知っておく ほか)
第3章 大人の挨拶・メール・連絡作法(円滑な人づきあいを実現する「言葉の教養」;ビジネスを成功に導く挨拶の基本 ほか)
第4章 大人の人づきあい―食べ方と飲み方(ビジネスでも有効な「見取り稽古」;教えることは学ぶことよりはるかに難しい ほか)
第5章 人を惹きつける、洗練された大人の振る舞い(立食パーティーでの立ち居振る舞い;パーティーの主目的は歓談と交流にあり ほか)
著者等紹介
小笠原清忠[オガサワラキヨタダ]
弓馬術礼法小笠原教場三十一世。1943年東京・神田生まれ。慶應義塾大学商学部卒業。社会福祉・医療事業団勤務、1992年三十一世宗家を継承。現在、皇學館大学特別招聘教授、大正大学非常勤講師、國學院大學北海道短期大学部客員教授、東京都学生弓道連盟会長、儀礼文化学会常務理事、日本古武道振興会常任理事などを務める。伊勢神宮、熱田神宮、鶴岡八幡宮などの神社で流鏑馬や歩射行事を奉納する一方、NHKカルチャーセンターなど、全国で礼法指導を行なう(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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