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ローカルバスの終点へ

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  • サイズ 新書判/ページ数 303p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784862486264
  • NDC分類 291.09
  • Cコード C0295

内容説明

何もないところには何もないなりの良さがある!普段、鉄道の車窓から見ていたローカルバスに心惹かれた著者が、二万五〇〇〇分の一の地図を片手に、鉄道も通わぬ「僻地」巡りの旅に出る!中空を行くかのような尾根道や、ミカンの段々畑に被われた岬・入江などを通って、北海道から沖縄まで、二三の路線バスの終点を訪ねる。そこはローカル鉄道の終点よりも鄙びた風情があった―。現在の終点へのアクセス情報も掲載。

目次

第1章 北海道(川白(古宇郡神恵内村)
北二号(野付郡別海町) ほか)
第2章 東北・関東(九艘泊(青森県下北郡脇野沢村)
湯ノ岱(秋田県北秋田郡森吉町) ほか)
第3章 中部(室谷(新潟県東蒲原郡上川村)
飯尾(山梨県北都留郡上野原町) ほか)
第4章 近畿・中国・四国(大杉(三重県多気郡宮川村)
田歌(京都府北桑田郡美山町) ほか)
第5章 九州・沖縄(中山(宮崎県東臼杵郡南郷村)
野間池(鹿児島県川辺郡笠沙町) ほか)

著者等紹介

宮脇俊三[ミヤワキシュンゾウ]
1926年埼玉県川越市に生まれ、東京で育つ。1951年東京大学文学部西洋史学科を卒業し、中央公論社に入社。「中央公論」編集長、編集局長、開発室長、常務取締役などを経て、1978年同社退社。1977年国鉄全線完乗。主な著書に『時刻表2万キロ』(第5回日本ノンフィクション賞・第9回新評賞受賞)、『時刻表昭和史』(第6回交通図書賞受賞)、『殺意の風景』(第13回泉鏡花文学賞受賞)、『韓国・サハリン鉄道紀行』(第1回JTB紀行文学大賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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