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プロ野球「戦力外通告」

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  • サイズ 新書判/ページ数 189p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784862485328
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0295

内容説明

「戦力外通告」から這い上がる男たち!プロ野球は結果がすべての世界―。それゆえ、毎年多くの選手が「戦力外通告」を受ける。ある選手は野球を続けるために海を渡り、またある選手は野球とはまったく違う職種に就く。彼らに共通しているのは苦悩や葛藤がありながらも、人生をあきらめず、前へと進んでいること。野口茂樹、川口知哉、大野倫、吉岡雄二、正田樹、寺本四郎。一度は「クビ」になった6人の“その後”に迫る。

目次

第1章 野口茂樹―最後の晴れ舞台を目指して
第2章 川口知哉―「ビッグマウス」と呼ばれて
第3章 大野/倫―「普通」に生きることの難しさ
第4章 吉岡雄二―燃え尽きない「向上心」
第5章 正田樹―甲子園優勝投手の存在証明
第6章 寺本四郎―「松坂世代」野球とは別の道

著者等紹介

美山和也[ミヤマカズヤ]
1967年千葉県生まれ。週刊大衆、週刊女性を経てフリーに。プロ野球、少年野球を含むアマチュア組織の取材をしている

加藤慶[カトウケイ]
1972年愛知県生まれ。情報誌編集などを経て、編集プロダクション「studioKEIF」の代表に。自身はライター兼フォトグラファーで、スポーツ紙や週刊誌に寄稿する。共著多数あり

田口元義[タグチゲンキ]
1977年福島県生まれ。出版社でアシスタント、編集プロダクション勤務を経て03年にフリーライターに。野球を中心にスポーツ総合誌などに寄稿。Number Webにてコラム「野球クロスロード」を連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kaz

3
川口選手がフォームをいじられ調子を落とした話と大野選手の「ファーム慣れ」寺本選手の打者転向の話が心に残った。運と取るのか実力と取るのか。現実をどう捉えるかは大事だなと改めて感じました。2011/11/05

2
他のこのシリーズにも言えるんだけれど、とにかく戦力外通告をされたあとのトライアウトを受けている人が多いので、その描写が各所にあってしつこいわりに、あまり掘り下げて書いていないような感じがした。栄光→どん底→再生の出来上がっているストーリーに登場人物を当てはめるという作業の繰り返しに見えた2014/09/01

satoben

2
この手の話は面白い。華やかな職業からドン底に落ち、はいあがる。このストーリーはずっとずっとウケると思う。また、自分も迷ったときのスパイス的1冊として使いたい。2010/08/06

ハシヒロ

2
力を出し切った者、未だ野球にしがみついている者、周囲に潰された者、新たな夢を見つけた者。陳腐なテーマも野球を題材にすると心に響く。2010/05/23

Stair512754

1
6人のプロ野球選手達の物語 どのようにしてプロ野球選手になったのか そして現役の間の取り組み 引退間近の葛藤とその後・・・ 現役時代に実績を残した選手もいれば 1勝もあげられなかった選手もいる 最終章で取り上げられていた寺本四郎は 個人的には高校時代から気になる選手だった 夏の甲子園の準決勝で、松坂の居た横浜に 勝利直前までいってサヨナラ負け あの時のマウンドで人目を憚らずに号泣していた姿が 今でも印象に残っている 2010/05/03

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