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Yosensha paperbacks
環境問題はなぜウソがまかり通るのか〈3〉

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  • サイズ B6判/ページ数 282p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784862483324
  • NDC分類 519
  • Cコード C0040

内容説明

崩落する氷山、海に沈むツバル、ホッキョクグマの受難―繰り返し放送されるこれらの温暖化トリック画像を真に受けてはならない。被害を過大に見積もった科学者の一部とNHKをはじめとするマスメディアが行った誇張された報道や誤報こそが環境問題への誤った認識を植えつけた実行犯である。手段であるべきリサイクルが目的化した構造から、CO2を主犯と見なす性急な温暖化対策の愚まで、なぜウソがまかり通りつづけているのか、その本質に迫る。

目次

第1章 地球温暖化が怪しい根拠はこれだけある(都市のヒートアイランド現象と温暖化を混同してはいけない;多くの科学者はなぜ最高気温更新を危惧していないのか;温暖化の主犯は二酸化炭素ではない;水が地球の気温を一定に保つ;温暖化でとんでもないことが起きると煽りたい人々;環境問題に正しく向き合おう)
第2章 矛盾だらけの循環型社会をいつまで取りつくろうのか(古紙偽装問題から考える日本の矛盾;「食」は最大の環境問題だ;リサイクルでつくるペットボトルは、やはり高くつく;手段であるべきリサイクルが目的化した;家電リサイクルは一から出直せ)
第3章 ウソがまかり通る本質とは何か―ウソを根本的に解決していくために(本来、ゴミ問題は起きないはず;資源と物質への正しい認識を;温暖化という地球規模のウソ;技術的な発展だけが環境問題を解決する;国民を錯覚へと導くメディアの罪状;環境問題の歪みを解消するために;なぜ、ウソがまかり通ったのか)

著者等紹介

武田邦彦[タケダクニヒコ]
1943年東京都生まれ。東京大学教養学部卒業。名古屋大学大学院教授を経て、現在中部大学総合工学研究所教授(副所長)。ほかに多摩美術大学非常勤講師を併任。日本工学アカデミー理事。内閣府原子力安全委員会専門委員。文部科学省科学技術審議会専門委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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