感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白黒豆黄昏ぞんび
10
ふー。おなかいっぱいです。2013/03/06
さといも
8
再読。前に読んだときは何とも思わず読んだのだけど、久しぶりに目につき再読したら…この表現の仕方は不謹慎だろう。と思う事が多々。大人になったという事かなぁ。2016/08/23
ume-2
6
日本国内及び、USA、フィンランドの異常殺人を複数のライターが各々の作風で著したムック本。ライターによる差があり、読むに集中を持続できない物もあるが、平山夢明氏のぶっ飛んだ特別寄稿エッセイや、深町秋生氏のレポート等拾い物も多い。柳下毅一郎氏の「殺人風土記」などは世相を映してかなり面白い。日本と海外を比較するとやはり銃の存在は大きく、あれば体格や体力は問題にならず「圧倒的な暴力を射出できる」。どうしても国内事件は封鎖的で陰惨である。裏表紙の映画「片腕マシンガール」広告の江口寿史絵が意外と印象的だったりする。2016/01/03
JunTHR
2
MURDER WATCHERSシリーズ、初読み。非常に良かったので他刊も是非読んでみよう。とにかく大量の殺人事件を取り上げていて、有名事件への掘り下げはオリジナルな視点があり、また歴史に埋もれた事件の掘り出しも有り難い。情報量が凄い。中でも特に楽し、、いや興味深かったのはアメリカ・スクールシューティング史、「ポスタル」のコラム、監修の柳下さんの「実録 殺人風土記」辺りか。古今東西、時代・地域・社会による変化や差異はもちろんあるものの、「人が人を殺す」ということがいかに普遍的な営為であるかを改めて感じた。2013/08/16
コリエル
1
複数ライターなので玉石混淆。冒頭のマーダーウォッチャーエクスプレス~津山30人殺しの特集などは文章が雑でチャラくて目が滑る。中盤の殺人風土記は時の流れに埋もれた凶悪犯罪、時代を感じさせる変わり種の犯罪を多数紹介していて読み応えがあり、面白かった。後はアメリカのスクールシューティング史は昨今さらに状況が悪化していっている現実もあり興味深かった。2015/10/29