Yosensha paperbacks
環境問題はなぜウソがまかり通るのか

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784862481221
  • NDC分類 519
  • Cコード C0040

内容説明

錦の御旗と化した「地球にやさしい」環境活動が、往々にして科学的な議論を斥け、人々を欺き、むしろ環境を悪化させている。官製リサイクル運動が隠してきた非効率性と利益誘導の実態とは?地球温暖化を防げない京都議定書―。アル・ゴア氏にとっての「不都合な真実」も次々に明らかになる。

目次

第1章 資源7倍、ごみ7倍になるリサイクル(ペットボトルのリサイクルで環境を汚している;分別回収した方がごみが増える? ほか)
第2章 ダイオキシンはいかにして猛毒に仕立て上げられたか(ダイオキシンは本当に猛毒なのか?;つくられたダイオキシン騒動 ほか)
第3章 地球温暖化で頻発する故意の誤報(地球温暖化騒ぎの元になったそもそもの仮想記事とは;南極大陸の気温はむしろ低下していた ほか)
第4章 チリ紙交換屋は街からなぜいなくなったのか(紙のリサイクルに対する先入観と誤解;森林資源破壊の元凶にされてしまった紙 ほか)
第5章 環境問題を弄ぶ人たち(「環境トラウマ」に陥った日本人;本当の環境問題の一つは石油の枯渇 ほか)

著者等紹介

武田邦彦[タケダクニヒコ]
昭和18年東京都生まれ。東京大学教養学部卒業。旭化成工業株式会社にて研究に従事、ウラン濃縮研究所長を経て芝浦工業大学教授に就任。名古屋大学大学院教授。多摩美術大学、中部大学非常勤講師を併任。専門は資源材料学。工学博士。日本工学アカデミー理事。内閣府原子力安全委員会専門委員。文部科学省科学技術審議会専門委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaizen@名古屋de朝活読書会

87
中国で環境問題が深刻。日本は風下の国で、食物がたくさん中国から来るので、座して待っているわけには。中国からの食料品で報道があるが、科学的な情報がなかなか。日本の歴史の中でも、人体に有害なものは排出していませんといった会社が、有害なものを排出していたということはあったかも。有害なものは出していないという嘘はなぜ止まらないのか。嘘を暴き立てる人も相手の嘘を見破るために、さまざまな嘘を並べて相手の動揺を引き出し本当の事を言わせる戦術に出ているのかも。大事なのは嘘か本当かではなく自分達は何がしたいのかかも。2014/09/13

やっち@カープ女子

41
うーん……「「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」のうそ」という著書も出ているので真偽は謎。でも国民はメディアや行政にかなり踊らされてるし、環境問題が新たな利権を生んでいることは読み取れる。ペットボトルのリサイクルは意味無いし、むしろ悪化させてると思うと虚しくなってきた(泣)2014/09/30

がっち

11
すごく常識と言われている概念からぶっとんでるなぁと思った本。この本の中でも言っているが、なんでも情報をうのみしないこと。この本の内容もしかりである。環境問題ってなにを正しいとするのかが難しいと思った。C2011/02/23

たー

7
マスコミが報じることだけが真実ではない2008/01/06

Rio21mm

5
問題を知ろうとしないのはまずいが、この本を読んだけの人が一番まずい。この手の批判本に共通しているのは、データの不足、決定的な考察不足、こじつけ論理、扇情的文体。本書に溢れる矛盾を看破できるリテラシーがない人は、寧ろ読まずにいる方があなたのためです。2010/11/10

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