内容説明
UFO、超科学、超古代史、大予言、ユダヤの陰謀…著者は「衝撃の真実!」のつもりだが、はたから見れば大笑いのトンデモない本のことである!ハルマゲドンを笑い飛ばした痛快無比のベストセラーが文庫本になった。
目次
第1章 と学会推薦図書目録(君に円盤は見えるか?―UFO・宇宙人本;怪しい科学の魔の手―超科学・疑似科学本;信じる者ほど救われない―宗教・オカルト本 ほか)
第2章 平成トンデモ人物列伝(川尻徹―ノストラダムスと山本五十六を追い続けた博士;万師露観(小島露観)―日本政府打倒を目指す古代帝國軍総統
清家新一―UFO作って初恋の火星人に会うんだ! ほか)
第3章 さらなるトンデモの世界へ(君にもユダヤ陰謀論が書ける;トンデモ本今昔物語;イルカに乗ったトンデモ ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山口透析鉄
18
正確な日付ではありませんが、単行本、出て割と早めには読んでいました。 と学会の本、割と初期は好きでしたね。 まぁコンノケンイチ氏の残念さにツッコミを入れていたりした分には、良かったんだとも思いますよ。 2000年過ぎくらいまでは、シリーズの本、読んでいたと思います。 ただ、社会科学・人文科学系ともなると、ちょっと限界を感じました。1995/09/15
つるら@turulaJB
3
読んだのはこれの最初の版(表紙が紋章)だけど見つからない・・(検索使いにくいな〜)最初の頃は本当に面白かったけどどんどん飽きる&スタンスが楽しむから攻撃、揶揄に変化していっていつの間にか読まなくなったな〜
えびえび
2
世の中、いろんな本があるなと実感させられるw揚足を取ることのみに注力する著者もいるのでイラッとするところもあるが楽しい本である2014/03/12
Arowana
2
大真面目な狂人達が著した玉石混交の書物の中から人的淘汰に耐え続けたものだけが後世に読み継がれることとなるが、偉人か悪しき異端者かを判断するのは本人ではなく他者であるしかないようだ・・・。2012/06/26
greenman
2
再読。UFOから超科学、オカルトに予言、偽史など超マイナーな本を次々に解読(?)していく「と学会」!中学生時代にこの「トンデモ本の世界」でお腹を抱えながら読んだけれど、今回も門田泰明先生の「黒豹シリーズ」でお腹を抱えて大笑いさせていただきました。その他清家新一先生のUFO制作に度肝を抜かれたり、川尻徹先生のノストラダム解釈に人間の想像力の広大さを感じたりしましたwちなみに父親がいまだにアダムスキー型のUFOを信じていますが、そのまま最後まで信じてほしいと思っている僕は最低な息子でしょうか。2012/03/01