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内容説明
日本の「近代登山」を創った3人の男たち。日本アルプスに魅せられた登山家・ウェストン。生涯を上高地で暮らした山の案内人・上條嘉門次。穂高初登頂。地図の測量師・館潔彦。たった一度の邂逅とそれぞれの人生。日本アルプスの黎明期を綴る渾身のノンフィクション。
目次
邂逅 明治二十六年八月
上高地と嘉門次
国を測る
青い目の旅人たち
政府による測量
ウェストン来る
ある測量師
山歩くチャプレン
地図が事件を呼ぶ
点の記をなぞって
再び、明治二十六年八月
近代登山の黎明
宣教師ウェストンの再訪
測量師、ある人生
山岳ガイド嘉門次
上高地へ
著者等紹介
山村基毅[ヤマムラモトキ]
1960年、北海道苫小牧市生まれ。ルポライター。獨協大学外国語学部ドイツ語学科卒業。人物インタビューを基軸に、人々の暮らしの「襞」を描くようなルポタージュを目指す。かつて主宰していたミニコミ誌「くろにか」をサイトに移し、「電脳くろにか」として活動中。第47回毎日児童小説賞を「じぶんじゃ、生きてるつもりで」で受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。