ぼくが見てきた戦争と平和

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784862380371
  • NDC分類 319
  • Cコード C0095

内容説明

自分の道は、誰も教えてくれない。自分自身の眼で世界を見て、自分自身の手で地図を描こう。アフガニスタン、コソボ、エル・サルバドルなど世界の紛争地を訪れ、そこに生きる人々を撮り続けてきたフォト・ジャーナリストが伝える、自分だけの世界地図の描き方。

目次

1章 私たちの時代、立てっているところ
2章 ぼくはどんなふうに写真を撮ってきたか?
3章 自分って何?
4章 みんな平和を望んでいる
5章 道はどこへ続く

著者等紹介

長倉洋海[ナガクラヒロミ]
写真家。同志社大学法学部卒業後、時事通信社写真部を経てフリーランス。1980年よりアフリカ、中東、中南米など世界の紛争地を訪れ、そこに生きる人々を見続けてきた。1983年、日本写真協会新人賞受賞。主な写真集に『サルバドル―救世主の国』(宝島社。日本ジャーナリスト会議奨励賞)、『マスード―愛しの大地アフガン』(宝島社。土門拳賞)、『人間が好き―アマゾン先住民からの伝言』(福音館書店。産経児童出版文化賞)、『ザビット一家、家を建てる』(偕成社。講談社出版文化賞)など。著書には、『ヘスースとフランシスコ―エル・サルバドル内戦を生きぬいて』(福音館書店。さがみはら写真賞)などがある。2004年に、NHKで放映された「課外授業ようこそ先輩―世界に広がれ、笑顔の力」がカナダ・バンフの国際テレビ祭にて青少年・ファミリー部門の最優秀作品賞ロッキー賞を受賞した。2006年9月、フランスのペルピニャンの国際フォトジャーナリズム祭に日本人初の招待写真家として、「マスード―敗れざる魂」を開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カザリ

34
すごく励まされた。同じこと考えていると思ってうれしくなった。長倉さんのことは、ずいぶん前からマスードの写真で知っていて、この人の写真のおかげで、アフガン戦争からISまで勉強してみようという気になった。あと、シルクロードの遺伝子、共感した。2018/05/06

かりん

3
4:《戦地へ赴くカメラマンの半生と写真。》積読本整理。15年の写真展の会場で買ったと思われる。若い人には、行動することや自分の目で世界を見ることの大切さが、著者の語りや写真から伝わるのかなと思うが、自分に響いたのは以下。①どんな天才でも現場にいなければ撮れないし、長くいなければ撮れない場面がある、②同じところで何度も撮る時に、前とは違う写真を撮ろうと真剣に考えたことが、新しい写真・自分らしい写真につながった、③現地の人と、ピタリと見事に重なり合うことはできなくても、わずかでも重なり合えればそれでいい2023/08/05

けんとまん1007

3
1枚の写真から伝わるものは、とてつもなく大きな場合がある。百聞は一見にしかず・・・どころではない場合もある。変なハウツー本が巷に溢れるこのくにの今だからこそ、読むべき価値がある1冊だと思う。ここには、長倉さんのこれまでの迷いや苦闘だけでなく、思いの変遷も描かれている。人の生き方とは何か?そんなこともわかると思う。2011/01/01

tecchan

1
 世界の紛争地などを訪れそこに生きる人々の姿を撮り続けてきたフォトジャーナリストが、若者向けに、自分が生きてきた道、生き方について語る。著者とは、同時代に同じ京都で学生生活を送ったものとして共感するところが多い。講演も聞いたし、著作も何冊も読んだ。是非、若い人に読んでもらいたい本。2020/11/04

おはなし会 芽ぶっく 

1
交流会【テーマ どうやって選ぶ?戦争と平和の本】2018/02/20

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