自分で考える集団的自衛権―若者と国家

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784862280763
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C0031

内容説明

米中は戦うか、日本は?その戦争のシナリオとは。元防衛官僚、現場を知る第一人者が日米同盟のバカの壁を破り、米国追従一辺倒から自立する国家像を模索する。

目次

1 第一歩からの安全保障
2 尖閣問題をどう考えるか
3 尖閣で何が起きるか
4 北朝鮮のミサイルをどう考えるか
5 日米同盟のバカの壁
6 同盟疲れ
7 官僚と政治家
8 国家像が見えない安倍政権
9 ジャパン・ブランドを求めて
10 集団的自衛権と日本の将来

著者等紹介

柳澤協二[ヤナギサワキョウジ]
1946年東京生まれ。70年東京大学法学部卒業、防衛庁(当時)に入庁。防衛審議官、防衛庁長官官房長などを経て、2002年防衛研究所所長。04~09年まで、小泉、安倍、福田、麻生政権で内閣官房副長官補(安全保障・危機管理担当)。現在、NPO法人「国際地政学研究所」理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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B-Beat

23
◎読み始めたところで安全保障法案の国会審議が始まり、伝わってくるマスコミ報道のまるで人ごとのような淡々とした姿勢に呆れながら読み終える。著者は昔でいえば例えは悪いが大本営の参謀のような立場で安保行政に携わってきた高級官僚。それだけに時の政治家との関わり方、縦割り行政の弊害についての見解等、その言及するところは十分真相や深層に迫る。「抑止力で平和を」「日本の存立が脅かされる事態」「他に手段なし」「必要最小限度」「新たなリスクの存在なし」。自分はともかく子や孫の未来はこのような流れでいいのかと呟かざる得ない。2015/06/05

ゆうひ

20
元防衛庁勤務の方が説く、集団的自衛権行使の危なさについて。日本が米国を集団的自衛権で守る約束をしたとして、米国が中国をやっつけてくれるとは限らない。むしろ状況としては米国は中国との決定的な衝突を避けている。そのために安倍の歴史修正主義的な発言や靖国参拝など、中国を刺激するような発言には辟易させられている。 非戦の国としてのあり方を考えさせてくれた一冊。2015/06/26

Sumiyuki

3
アフガン、イラク戦争による同盟疲れ。どこまでアメリカに尽くせば良いのか、分からなくなったのが、近年の日本。アメリカ云々ではなく、どんな国家にしたいのか。自己批判も辞さない著者の論は傾聴に値する。@自衛権というものは敵との戦いを前提としたものですから、「車の免許は持っていた方が何かと便利」という程度の軽い気持ちで使えるものではないことを、身にしみて分かっているつもりです。それは集団的自衛権でなくても、個別的自衛権でも同じことです。2015/06/06

Tsukasa Fukunaga

1
元防衛官僚が集団的自衛権と日本の防衛戦略について語った本。集団的自衛権は左右両方の立場において、極論・感情論が目立つ問題であるが、本書は実務的な経験を元に丁寧かつ明確な分析がなされており、自分で問題を考える上での基盤になる。現在の政治家の左右どちらの言説にもうんざりしている人にお勧めできる本。2016/07/01

tanukichi

0
日本でヘイトスピーチをやっている人たちや、反中国の言動に共鳴する若者たちも、おそらく本質的には中国が諸悪の根源だと認識しているわけではないでしょう。やはり自分のフラストレーションの捌け口としてぶつけているのだと思うのです。ただ、そのままそれをどんどん煽りたてて放っておいて、いずれコントロールできなくなった時にどうするかということです。危惧されるのは、内部的に弾圧するか、外部に向けて戦争するか、という選択肢しか残らなくなってしまうのではないかということです(pp43-44)2016/08/09

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