叢書魂の脱植民地化
枠組み外しの旅―「個性化」が変える福祉社会

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784862280626
  • NDC分類 369
  • Cコード C0036

目次

第1章 渦を産み出す(悪循環プロセスからの離脱;香港でうがたれた窓 ほか)
第2章 「反‐対話」的関係を超える(五つのステップ;問題の一部は自分自身 ほか)
第3章 渦が拡がる(ノーマライゼーションの父;ニィリエの目指したもの ほか)
第4章 どうしたら「枠組み」を外せるか(共通する要素;枠組み外しの論理 ほか)
第5章 「個性化」と「社会変革」(エクリチュールと心的肥大;箱の外から捉え直す ほか)

著者等紹介

竹端寛[タケバタヒロシ]
1975年、京都市生まれ。大阪大学人間科学部卒業。同大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士(人間科学)。現在、山梨学院大学法学部政治行政学科准教授。専門は、福祉社会学、障害者福祉政策など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gorgeanalogue

3
いろいろ興味深い視点はあるけど、自己啓発本に似た読後感で、「面白い」とまでは行かなかった。繰り返しが多く、妙に頭に入りにくい文章。「言語行為論」が出てくるけど、これはちょっと誤解があるんじゃないかなあ。しかし「魂の脱植民地化」という叢書タイトルがすごい。2020/12/23

しょうた

2
教える側、教えられる側という型にはまった関係性ではなく、役割を固定化しないようにする。 特に教える側は優位性が強いので、自分は教えられる側にもなりえるのだというニュートラルな姿勢を保つことを心がける。 誰かに何かを変えてもらおうとする時に、先ずは自分が変われるということを証明する必要性がある。2023/10/04

はれぶた

2
学ぶこと、気づきの大切さを教えてくれます。2018/03/25

kaz

2
社会を変えようとする前に、問題の一部は自分自身であることに気づき、まず自分を変えることからこそ、「自由」に至る回路が開かれるのである。ーp208 繰り返し読みたい。2016/09/21

丸坊主

2
支援の手法はあくまでもツールであり、もっと奥に何か大切なものがあるはずだという確信だけは持っていました。それを説明してもらったような気がします。正直に言うと私の思いとはズレがあるように感じますが、どういったズレなのか。言語化できるように努力しなければなりません。そういう気持ちにさせてくれる、素敵な本です。2013/12/01

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