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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キジネコ
39
誰が龍馬さんを殺したがか?史実、過去の出来事の本当のホントを私らあは正確に知るがはかなわん。多分ねや。残された資料に推量をくわえ、あーでもないこうでもないち云うちゅうがはまっことおもろいがよ。黒鉄歴画は これで6冊目。書中登場してMC務める黒鉄のおんちゃんが, ちっくと鬼気を帯びてきぃちゅうがは気のせいやろか?親父様が高知なもんで子供のころから龍馬さん話は親しんでおりましたが司馬遼さんのオカゲで全国区になったて云われるがわ些か癪に障ったけんど よくよく思うに人物も規格外で黄泉渡りも慮外な事でございました。2021/09/07
akihiko810/アカウント移行中
16
坂本龍馬暗殺事件の検証をする歴史漫画。印象度B 実行犯は京都見回り組としつつ、その裏側にはいったい誰がいたのか検証する。定番の土佐、薩摩、新選組説の他、中岡慎太郎説や、なんとフリーメーソン説(グラバー商会のグラバーがフリーメーソンだった)まで紹介検証する。歴史系陰謀論が好きな人にはたまらない話かも2021/04/27
紫
3
坂本龍馬暗殺事件の検証……を検証する本であります。中岡慎太郎刺客説からフリーメーソン陰謀説まで、龍馬暗殺にまつわる「真相」の数々をおさらい的に一挙紹介。といっても、基本的に著者は京都見廻組説支持なので、全体に陰謀論へのツッコミ本といった感じですな。いずれもまことしやかに疑惑を煽り立てるものの、証拠を欠いて憶測止まり。結論を用意して都合のいい解釈を並べたらどうとでもお話は作れるものだと痛感させられます。本当に歴史の謎だと思っていたい人、センセーショナルな「真相」を御期待の向きにはオススメできません。星4つ。2017/05/28
ころっぷ
3
歴史とは人が語り継ぐものゆえに創作や湾曲の入り込む余地ができる。その語り部の一人としてのロマン溢れる『黒鉄歴画』に改めて、歴史の面白さを感じる。取材力とユーモアの勝利。素晴らしい。2010/01/30
ぐうぐう
3
『坂本龍馬』以降の黒鉄作品は、検証漫画としての側面がある。今回の検証は、ずばり龍馬暗殺だ。検証の表現において、漫画というスタイルがいかに有効かということが、黒鉄作品を読むと痛感させられる。いやはや、おもしろい!2009/02/16