内容説明
解剖学的見地から武術の精妙な動きを身につける。武人の身体操作は、ブロードマッスルの活用そのものであった。例えば、腕を下ろす動作において、通常意識されない広背筋を巧みに用いる。では「有効に使われなかった」ブロードマッスルを自由に動かす方法とは?能楽師でもありながら、国内における数少ないロルファー(構造的身体統合法の施術者)として人間の身体に鋭い眼を向け続けてきた著者によって、今、新たな身体運用法が提起される。
目次
第1部 身体各部のブロードマッスル(イントロダクション「心」で脚を動かせ!;意外に知らない?筋肉の基本構造;大腰筋エクササイズブレない動きの中枢;腿~骨盤周辺のエクササイズ無駄をなくすための筋肉分離 ほか)
第2部 コア・ブロードマッスルによる合理的全身連動(武術における動きと身体;コア・ブロードマッスルを活用せよ!;身体コアのアップグレード;コア・ブロードマッスルの応用)
著者等紹介
安田登[ヤスダノボル]
能楽師(宝生流ワキ方)にして、日本で数少ないロルフ研究所公認ロルファー。丹田呼吸や「身」理論などの東洋の身体技法をも意識したセッションで、滑らかで機能的な動きを導き出すことにより、スポーツ選手や俳優など身体芸能のパフォーマーたちの身体調整を手がけている
毛利元貞[モウリモトサダ]
暴力の予測・脅威査定・脅威管理を専門とする(有)モリ・インターナショナル代表。作家としても活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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