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出版社内容情報
◎カラー口絵16p。モノクロ図版510点。
◎近代イタリアに華開いた墓地文化と造形芸術。
◎イタリア各都市に生きる記念碑墓地は、西欧の人々が生死について抱いてきた観念表象の結晶であり、西欧造形芸術の秘められた核を物語る。
◎著者はイタリア全土の主な都市墓地を10余年にわたり調査・撮影。本書は、その歴史文化と造形芸術を世界ではじめて包括的に紹介した労作です。イタリアの墓地彫刻には、専門の墓地彫刻家と各時代の著名な芸術家が加わり、その造形には目を見張るような存在感、高い芸術性があります。イタリア本国でもこの種の刊本はありません。
【目次】
まえがき
第1章 墓地の歴史 Storia del cimitero
第2章 トリーノ Torino
第3章 ジェノヴァ Genova
第4章 ミラーノ Milano
第5章 ブレシャ Brescia
第6章 ポッサーニョ Possagno
第7章 ヴェネツィア Venezia
第8章 ボローニャ Bologna
第9章 フェッラーラ Ferrara
第10章 フィレンツェ Firenze
第11章 ルッカ Lucca
第12章 ピーサのカンポサント Camposanto di Pisa
第13章 ナポリ Napoli
第14章 カターニャ Catania
第15章 バーリ Bari
第16章 ローマ Roma
【著者紹介】
1948年、東京都生まれ。現在、立命館大学文学部教授。東京外国語大学でイタリア語とイタリア文学を学び、ローマ大学でイタリア現代文学と民俗学を学ぶ。留学中に現地調査の面白さを知り、祝祭や葬送儀礼の調査を行う。その後中世から現代に至る民衆の文化、宗教的建造物、組織犯罪などの調査と文献研究を行っている。主著に『シチリア・神々とマフィアの島』『マフィア その神話と現実』『シチリアの春』『ローマの泉の物語』。主訳書に、C.ギンズブルグ『ベナンダンティ』『闇の歴史』(せりか書房)、P.レーヴィ『アウシュヴィッツは終わらない』『周期律』(工作舎)などがある。
内容説明
イタリア各都市に生きる記念碑墓地は、西欧の人々が生死について抱いてきた観念表象の結晶であり、西欧造形芸術の秘められた核を物語る。本書は、その歴史文化と造形芸術を世界ではじめて包括的に紹介した労作である。
目次
墓地の歴史
トリーノ
ジェノヴァ
ミラーノ
ブレシャ
ポッサーニョ
ヴェネツィア
ボローニャ
フェッラーラ
フィレンツェ
国家と民族
国際関係
著者等紹介
竹山博英[タケヤマヒロヒデ]
1948年、東京都生まれ。東京外国語大学ロマンス系言語専攻科修了。現職、立命館大学文学部教授。東京外国語大学でイタリア語とイタリア文学を学び、ローマ大学でイタリア現代文学と民俗学を学ぶ。留学中に現地調査の面白さを知り、祝祭や葬送儀礼の調査を行う。その後中世から現代に至る民衆の文化、宗教的建造物、組織犯罪などの調査と文献研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。