ディア・ピョンヤン―家族は離れたらアカンのや

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  • サイズ B6判/ページ数 293p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861930577
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

目次

第1章 家族の肖像
第2章 初めてのピョンヤン
第3章 ピョンヤン再び
第4章 激動の季節
第5章 転機
第6章 映像作家への道
第7章 ファインダーを通して
第8章 ディア・ピョンヤン

著者等紹介

梁英姫[ヤンヨンヒ]
映画監督。大阪市生まれ。“在日”コリアン2世。東京の朝鮮大学校を卒業後、教師、劇団女優を経てラジオパーソナリティーに。1995年からドキュメンタリーを主体とした映像作家として数々の作品を発表する。また、テレビ朝日・ニュースステーション他で、ニュース取材・出演するなどテレビの報道番組でも活躍。タイ、バングラディシュ、中国などアジアを中心とした様々な国で映像取材。現地に長期滞在し当事者の視点で取材を続ける。1997年渡米。約6年間ニューヨーク滞在し、様々なエスニックコミュニティーを映像取材する。NY・ニュースクール大学大学院コミュニケーション学部メディア研究科修士号取得。2003年に帰国後、日本での活動を再開する。現在、学習院大学非常勤講師、テクノスカレッジ客員教授をつとめる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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kera1019

4
映画を見てたんで、アボジの声や喋り方が有りありと目に浮かぶ。アボジの歳で「オモニは最高や」「オモニ、愛してる」「娘は違う考えを持ったけど、俺の娘だ」とか素直に言える事が羨ましい。2013/08/30

sayanu

2
家族の話なんだけど、とにかくひとりひとりの物語が濃い。北朝鮮と日本の関係の糸を辿るように家族も変わっていく。この後日談としての映画「スープとイデオロギー」を見てから読んだので人間ってかくも複雑な存在なのかと驚くことしきりだった。そのことを歴史をからめながら、比較文化的な側面も用いて丁寧に描写してきていて一気に読んだ2022/06/25

桐一葉

2
もっともっと知りたい。なんで南出身やのになにがあって北に行こうってなるの?日本人の人らが勝手にやんや言うてることじゃなくて、当事者の在日の 人らがどう感じて日本で暮らしてきてるのかってことが一番知りたい。国を逃れてやってきた人をなんで日本は受け入れたの?受け入れたのに、やっぱり追い出そうとしてるのはなんで?歴史を勉強する必要があると感じた。けど、感情だけは勉強せんでも分かる。涙が溢れて止まらへん。2015/02/04

miho0507

2
映画の方も観て欲しい。2007/05/27

鈴木正大

1
在日韓国人2世の著者の家族の物語。在日の人達の人生を知らない私としては物凄く新鮮だった。野村進の「コリアン世界の旅」を読んでから在日好きになった私も此処迄踏み込んだ物語は初めてで凄く良かった。 2018/04/01

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