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「卒業」〈Part2〉

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  • サイズ B6判/ページ数 296p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784861914614
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

ベンジャミンとエレインが教会を逃げ出してから11年後、1974年。二人はジェイソンとマットという兄弟の親となり、ニューヨーク州ヘイスティングズで暮らしていた。ベンとエレインは子どもたちを学校に通わせず、自宅で教育を施す「ホームスクール」を実践していたが、ある日地元の小学校の校長クレイモアから、ジェイソンとマットを学校に戻すよう迫られる。子どもたちを渡さないために一計を案じたベンは、意を決して5000キロ離れたカリフォルニアに住む義母ミセズ・ロビンソンに電話をかけ、クレイモアを脅迫する驚くべき計画を持ちかけた…。永遠の青春映画「卒業」の続編小説。

著者等紹介

ウェッブ,チャールズ[ウェッブ,チャールズ][Webb,Charles]
1939年カリフォルニア生まれ、現在は英国在住。1961年ウィリアムズ・カレッジ卒。1963年に第1作『卒業』を発表、1967年にマイク・ニコルズ監督により映画化され世界的ヒットとなる

羽田詩津子[ハタシズコ]
翻訳家。お茶の水女子大学英文科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぽわん

2
最初は設定に戸惑いましたが、ハラハラ、ドキドキ最後までしました。それにしてもミセス・ロビンソンは…。11年前よりずっと大人になり、しっかりした考えを持つ2人を見られたことが嬉しかった。続きが読めないのが残念。2009/05/13

ともりん

1
結婚式場から彼女を連れ去り結婚し14年。考えなしに動いたツケを払う日々のよう。ベンジャミンはもともと賢く真面目な性格。さらに我慢強さと堅実さが加わった。嫁と義母はどこか似ている。身近な人に絡む感じ、自分も相手も両方うんざりさせるのが得意な点がそっくり。一緒に居たくない二人だし、嫁の我を通すところは呆れるくらい身勝手。最後まで読んで一言「読まなくていい本」。でもやっぱり「その後の2人」を気にしないではいられないから読んじゃう本。もう少しエレインに可愛げがあったらよかったのに……。2023/03/08

hikarunoir

1
蛇足でも、主人公による擲った過去への落とし前と、ヒッピームーブメントへの作者なりの落とし前。会話劇としての視覚的な完成度。2015/12/12

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