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湖南省と日本の交流素描

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  • サイズ B6判/ページ数 69,1/高さ 19cm
  • 商品コード 9784861851063
  • NDC分類 210.6
  • Cコード C0036

内容説明

今から100年以上も前、湖南省と日本の間には深いつながりがあった。それは日中2000年の交流史の中で最も友好的な時代であった―。この事実を果たして今どれだけの人が知っているだろうか。日本に学び「中国の西郷隆盛」と呼ばれた中国の若き湖南人革命家黄興、湖南人の熱い気質に憧憬の念を抱き自ら長沙を旅した文人芥川龍之介、毛沢東は辛亥革命を支えた革命家宮崎滔天に直筆の手紙を送っていた…。歴史の片隅に追いやられていたこれらの意外な事実から、これまで知り得なかった日中交流の新たな側面が浮かび上がる。本書には、忘れ去られてしまった湖南省と日本の魂の交流にスポットを当てることで、読む人に改めて日中交流のあり方を見つめ直してもらい、両国間に再び美しい友好の花を咲かせたいという願いが込められている。

目次

1 はじめに(日本と中国;湖南省について)
2 日本と湖南(日本ウィーク記念式典にて;中国の「西郷隆盛」黄興先生;二十世紀はじめの湖南;毛沢東からの手紙;中国からの留学生 ほか)
3 あとがき

著者等紹介

石川好[イシカワヨシミ]
1947年東京都大島町(伊豆大島)生まれ。大島高校卒業後、米カリフォルニア州に渡って、長兄の農園で働く。慶應義塾大学法学部卒業後、再渡米。1989年『ストロベリー・ロード』で第20回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。現在は、ノースアジア大学客員教授、山形県酒田市立美術館長などを務める。前「新日中友好21世紀委員会」日本側委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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