徹底解明 タックスヘイブン―グローバル経済の見えざる中心のメカニズムと実態

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徹底解明 タックスヘイブン―グローバル経済の見えざる中心のメカニズムと実態

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  • サイズ B6判/ページ数 438p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861824166
  • NDC分類 345.1
  • Cコード C0033

内容説明

“脱税”“資金洗浄”など世界経済の負の側面を担うだけの“脇役”ではない。隠蔽されてきた“グローバル経済の中心”である。研究/実態調査を、長年続けてきた著者3名によって、初めて明らかにされる“タックスヘイブンの真実”

目次

第1部 タックスヘイブンの機能と役割(タックスヘイブンとは何か?;世界経済に及ぼしている影響―その統計的実態;タックスへイブンのメカニズム―媒介機関とシステム)
第2部 タックスヘイブンの起源と発展(タックスヘイブンの起源;大英帝国によるタックスヘイブンの発展)
第3部 国際政治におけるタックスヘイブン(先進国世界とタックスヘイブン;途上国の開発とタックスヘイブン)
第4部 タックスヘイブンの規制と攻防(タックスヘイブン規制の歴史的経緯;国際的・組織的規制の開始;二一世紀世界とタックスヘイブン;グローバル経済における富と権力を問い直す)

著者等紹介

パラン,ロナン[パラン,ロナン] [Palan,Ronen]
英国の政治学者。シティ大学ロンドンの国際政治経済学部教授。タックスヘイブンやオフショア経済研究の第一人者であり、世界的に高く評価される。著書は世界10か国で翻訳出版されている

マーフィー,リチャード[マーフィー,リチャード] [Murphy,Richard]
英国の公認会計士であり、「イギリス税研究所(TaxReserch UK,LLP)」代表。世界的なタックスヘイブン監視組織「タックス・ジャスティス・ネットワーク」の創設者であり、国際的な税の不正問題の実態に精通している

シャヴァニュー,クリスチアン[シャヴァニュー,クリスチアン] [Chavagneux,Christian]
仏の経済学者・経済ジャーナリスト。グローバル経済を分析対象とした月刊誌「Alternatives Economiques」副編集長。仏政府の経済計画庁やソシエテ・ジェネラルのエコノミストとして活躍。現在、英サセックス大学・グローバル政治経済センターの研究員でもある

青柳伸子[アオヤギノブコ]
翻訳家。青山学院大学文学部英米文学科卒業

林尚毅[ハヤシナオキ]
1965年、愛知県生まれ。現在、龍谷大学経営学部教授。専攻:多国籍企業論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

i-miya

43
2013.10.27(読んだわけではありません、2013.10.27日経新聞読書、書評欄、この一冊から)(評者=奥村洋彦、学習院大学名誉教授) (著者=R.パラン=英国政治学者、R.マーフィー=英国公認会計士、C.シャヴァニュー=フランス経済学者、経済ジャーナリスト) (見出=闇に包まれた「法域」の実態に迫る) 世界経済の一体化、グローバリゼーションの中、その役割を大きくしている、その分析。 その起源、規模、企業による活用事例。  2013/10/27

ゲオルギオ・ハーン

26
「タックスヘイブン」と聞くと単純に資産を海外に置いて、課税回避をしているだけという単純な構造で捉えてしまうが、本書ではタックスヘイブンとはなにか、実際になにが問題なのか、起源は、対策は、課題は、と整理して考えられるように丁寧に順序だてて書かれている。問題としては本来納められるべき税金がとれないことによる各国政府への財政的ダメージ(そして、国民が本来受けられたかもしれない政策やサービスが見送られたとも考えられる)がある。では、回避地の国に圧力をかければ済むかというとそんな単純な話でもない。2022/01/19

jj

3
とても難解で読み応えがありました。租税回避地ー脱税/租税回避/節税なのか。略奪・横領、マネロン、飛ばし等不正行為なのか。租税回避の優遇/規制/監督の立場等は其々国毎に解釈・法が異なりますね。課税する為の租税回避地への情報開示請求とそれに対する守秘義務のせめぎ合いや、税金優遇策による自・属国を事実上租税回避地化することで資金流入促進させたり、租税回避地の健全性を担保する為ブラック/ホワイトリスト指定・公表の実施ですら利害国の国益の統制下にありますね。租税回避自体、法を掻い潜る性格の為、複雑難解な存在ですね。2016/04/24

BATTARIA

1
あまりに難しすぎ……って、一般人にわかるようなしくみなら、タックスヘイブンが成立するわけないか。 裏を返せば、国家や税の明確な定義ができていないことが、こんな不条理の最大の要因なんだろうな。 世界四大会計事務所の大幹部が「脱税と租税回避の違いは明確じゃない」なんて寝言をこいているところからも明らかだ。 タックスヘイブンとして名高い小さな島々は、国かそうじゃないかがよくわかんないのが多いし、諸悪の根源視されている、"日本語でイギリスと呼ばれる国"のフィクションぶりが、違う面で明るみにされているのも興味深い。2016/05/27

綾瀬恵理@罪讀&痴讀&嬾讀涜書人―書架横溢― 

1
初めての学術書。ただでさえややこしい内容なのに、直訳でさらに読みにくい2015/10/26

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