暁の群像―豪商岩崎弥太郎の生涯

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  • サイズ A5判/ページ数 429p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784861822483
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

土佐の地下浪人の倅から身を起こし、天性の豪胆緻密な性格とあくなき商魂とで新政府の権力に融合して三菱財閥の礎を築いた日本資本主義創世記の立役者・岩崎弥太郎の生涯と、維新の担い手となった若き群像の躍動!作家であり経済学者でもある著者・南條範夫の真骨頂を表した畢生の傑作大長篇小説。

著者等紹介

南條範夫[ナンジョウノリオ]
1908~2004年。小説家。東京都生まれ。東京帝国大学法学部卒業後、中央大学などで教鞭を取るかたわら新人賞への投稿を始め、「出べそ物語」で週刊朝日懸賞小説、「子守の殿」でオール読物新人賞を受賞するなど、様々な新人賞を獲得。1953年には『燈台鬼』で直木賞を受賞。封建時代の主従をサド‐マゾの関係とした『武士道残酷物語』を始めとする“残酷”もので人気作家となる

末國善己[スエクニヨシミ]
文芸評論家。1968年広島県生まれ。明治大学卒業、専修大学大学院博士後期課程単位取得中退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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