“理想”を擁護する―戦争・民主主義・政治闘争

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  • サイズ B6判/ページ数 291p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861821912
  • NDC分類 311.04
  • Cコード C0010

内容説明

“正義”の名のもとに続く、終わりなき世界規模の「対テロ」戦争。世界で、アメリカで、宙吊りにされる“理想”。いま問われる、擁護すべき「永久平和」の“理想”とは、何か?現代アメリカでもっとも注目される思想家ドゥルシラ・コーネルによる実践的“理想”論。

目次

第1章 イラクにおいて生きることと死ぬこと―死に至らしめるトークと正戦論の限界
第2章 引き裂かれた世界―永久平和と終わりなき戦争
第3章 人間性の多彩なヴィジョン―ジョン・ロールズ『万民の法』
第4章 人間の潜在能力を開発する―自由、普遍性、礼節性
第5章 文明化、進歩、そして彼方へ
第6章 ナショナリズムを再考する―フェミニズムと反軍事主義の理想
第7章 別の家族の物語―トランスナショナルな養子縁組の倫理と政治

著者等紹介

コーネル,ドゥルシラ[コーネル,ドゥルシラ][Cornell,Drucilla]
1950年、アメリカ合衆国カリフォルニア州生まれ。南アフリカのケープタウン大学教授(私法担当)。合衆国のラトガース大学教授(政治学・女性研究・比較文学)を兼任。カリフォルニア大学ロサンジェルス校ロースクール修了(法学博士)ポストモダン系フェミニズム法哲学の開拓者として知られる

仲正昌樹[ナカマサマサキ]
1963年、広島県生まれ。金沢大学法学類教授。政治思想史・社会哲学。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)

近藤真理子[コンドウマリコ]
1978年生。東京大学大学院学際情報学府博士課程学際情報学在学中。専攻、文化研究

高橋慎一[タカハシシンイチ]
1978年生。立命館大学文学研究科博士後期課程単位取得退学。専攻、社会思想史・社会学

高原幸子[タカハラサチコ]
1971年生。中京大学ほか教員。大阪大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。専攻、開発とジェンダー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ヒナコ

2
9.11以降のアメリカにおけるリベラリズムの紛糾を反映してか、進歩や普遍性を扱った部分をフォローするのに骨が折れた。ただ、6章「ナショナリズムを再考する」の議論は具体的であり明確で、革命的アフガニスタン女性協会とアメリカのフェミニスト・マジョリティの対立や、イスラエルから始まって世界に増殖した祈祷グループ「黒衣の女性たち」によるラディカルな実践の紹介は今日的なフェミニズムの課題を浮き彫りにしていると思われる。「黒衣の女性たち」が喪を再配分するという議論は『生のあやうさ』以降、重要な反戦思想になるだろう。2017/05/03

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