• ポイントキャンペーン

ハンナ・アーレント―“生”は一つのナラティヴである

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 329p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861820915
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0010

内容説明

戦争と革命、哲学と政治の十字路に立つアーレントの“生”とは何か。20世紀をともに生き、思考しつづけた2人の女性思想家の出会いによって生まれた、思想家論/評伝の傑作。

目次

第1章 人生は一つの物語である(「かくも剥き出しに曝された」伝記;聖アウグスティヌスによる愛;範例の意味―ラーエル・ファルンハーゲン ほか)
第2章 過剰な人類(ユダヤ人であること;構造の要素のなかで…;現代の反ユダヤ主義とは何か ほか)
第3章 思考・意志・判断(「誰」と身体;思考する“自己”の対話―「断層」、メランコリー、独裁;内的人間から、生命プロセスの暴力へ ほか)

著者等紹介

クリステヴァ,ジュリア[クリステヴァ,ジュリア][Kristeva,Julia]
文学理論家、精神分析家、哲学者。1941年、ブルガリアのユダヤ系の家庭に生まれる。1965年、留学生としてパリに移住。1973年より、パリ第7(ドゥニ・ディドロ)大学教授

松葉祥一[マツバショウイチ]
神戸市看護大学教授。専攻:哲学

椎名亮輔[シイナリョウスケ]
同志社女子大学学芸学部音楽学科助教授。専攻:音楽美学

勝賀瀬恵子[ショウガセケイコ]
龍谷大学非常勤講師。専攻:哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

呼戯人

5
生は物語であり、思考であり、まずは詩であることをこれほど劇的に描き出した伝記は少ない。ハンナ・アレントが生の哲学者であることを教わったのは、この本が初めてであった。これまで哲学は男性のものであったが、20世紀になってようやく女性の哲学者が現れた。それは、まずハンナ・アレントであり、そしてシモーヌ・ヴェイユであり、さらにこの本の著者、ジュリア・クリステヴァである。稀有の著者による稀有の伝記。2015/05/31

あくびこきぞう

0
クリステヴァの評伝つながりで手にとった一冊。この後手に取る文章にことごとく彼女が顔を出すようになったのは、それまで気にしていなかっただけか、なんなのか、個人的に不思議な体験。2013/01/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2024
  • ご注意事項