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ピュアフル文庫
The MANZAI〈2〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 253p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784861762819
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

文化祭を笑いの渦に巻き込んだ『漫才ロミオとジュリエット』から半年、瀬田歩と秋本貴史にとって中学最後の夏がきた。歩は、夏祭りで漫才をやろうと誘う貴史に対し、断固拒否の態度をとり続けている。一方、貴史の幼なじみ・萩本恵菜への思いはつのるものの、進展はない。そんな中、恵菜をめぐってある「事件」が勃発した―。今もっとも注目を集める作家の人気シリーズ第二弾、待望の文庫化。

著者等紹介

あさのあつこ[アサノアツコ]
1954年岡山県生まれ。青山学院大学文学部卒業。『バッテリー』で野間児童文芸賞、『バッテリー2』で日本児童文学者協会賞を受賞。先ごろ、『バッテリー』シリーズで第54回小学館児童出版文化賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かな

43
漫才のコンビを組む組まないという話から、いじめの話そして浮浪者襲撃事件に発展。単なる青春物語かと思いきや刑事もののドラマに出てきそうな展開に。語り口も軽妙で読みやかったです。それにしても瀬田君1年越しの秋本君のラブコールにもなびかないなんて、そして森口さんいい味出してます。次巻が楽しみです。2022/09/16

神太郎

24
1巻がいい引きだったので2巻も手元にあったのでそのまま読み始める。今回は漫才というよりかは、もう少し掘り下げたような内容。秋本からは夏祭りで漫才をしようと言われてるだけであり、2巻ではメグ周りや来菅君を中心に物語が回っていく感じ。メグの美少女だけどややガサツな感じってのはいいキャラメイク。カエル掴める女子とかなかなか強い。歩の立ち位置も理解して険悪ムードからはおさらばできて良かったなと思う。2022/01/28

ロボット刑事K

13
2巻目にして確信。コイツはアタリを引きました。青春モノって好きなジャンルなんですが、この前読んだ作品が色々余りにナメ過ぎてて、途中で読むのやめたんですよ。好きなジャンルとは言え、スネークマンショー風に言えば、良いモノもある、悪いモノもある!ってことですね。さて、漫才にちょっぴりやる気を見せた歩君。これからの展開メッチャ楽しみやわ!いかん、油断してたら関西弁が。☆4つ。歩は言います。学校なんて苦しんでまで行くところじゃない。私もそう思います。でも、できるならどんな子にも学校は楽しい場所であって欲しいです。2023/05/20

とん

11
『おかしくて笑ってるときに人を傷つけたりはしない』。納得。すごい名言だとおもう。そこから『どんなやつも笑ってしまう漫才しよう』という考え方に至るのがすばらしい!まさに青春。中学生のドロドロいじめに発展するかという心配は杞憂に終わり、3年生になっても変わらない仲間同士の軽快な会話が本当に温かく、楽しく読めた。2022/07/25

jima

11
中3の夏。夏祭りに向かって。2018/02/14

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