ウィキペディアで何が起こっているのか―変わり始めるソーシャルメディア信仰

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  • サイズ A5判/ページ数 219p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784861672323
  • NDC分類 547.48
  • Cコード C3055

内容説明

ウィキペディア日本語版、その運営は謎に包まれている。本書では、ウィキペディアにまつわる疑問を明らかにし、さらにはソーシャルメディアが抱える問題に切り込んでいく。

目次

01 ウィキペディアとは(ウィキペディアの何が画期的だったのか;ウィキペディアの運営母体 ほか)
02 ウィキペディアで起きた事件(ウィキペディア日本語版の方針とガイドライン;ウィキペディアでできる編集操作 ほか)
03 ウィキペディアの管理は問題山積み(治外法権ウィキペディア;ウィキペディア管理者の誕生 ほか)
04 それぞれが考えるウィキペディア日本語版(管理者Tomos氏、Ks aka 98氏が語るウィキペディア日本語版の姿;アンチウィキペディアの立場から、吉本敏洋氏に聞く ほか)
05 変わり始めるソーシャルメディア信仰(そもそもソーシャルメディアとは;ユーザーは企業にコントロールされなくなった ほか)

著者等紹介

山本まさき[ヤマモトマサキ]
シンクタンク系のウェブコンサルティング会社に勤務するシステムエンジニア。産業カウンセラーの資格を持つ、フィーリング重視な文系エンジニア。現在はリクナビNEXT tech総研公式ブログで活動中

古田雄介[フルタユウスケ]
ネット文化に精通するIT&サブカルライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Koning

14
今更ながらに図書館で見掛けて読む。まぁ、現状でもあまり変わっちゃいないような気もしなくもなく、日本語版のWikipediaに関してはざっと見て同じ項目に英語があればそっちを見る(英語版には査読があるジャンルが多いのでまだマシ)というのは基本的なお約束。にしてもスタンスが今ひとつふらふらしてる様に見えるというかその辺はオーム社版で変わってるんだろうか?ネットに関するジャーナリズムという事で見ても考える必要はあるんじゃなかろうか2013/10/14

ハンギ

2
2008年発行。ウィキペディア批判ではないといいつつも、やや辛口かな。それこそ独自の研究や思想を述べても仕方がない。ウィキペディアには五原則、「偏見を避ける、独自の調査を載せない、著作権を侵害しない、ウィキペディアは百科事典、他の参加者に敬意を払う」があるそうだ。真実を伝える場所ではなく、検証可能な知識かどうかが重要みたい。ウィキペディアにはユーザー登録できるらしいが、さらに管理者やそれを管理する管理者がいるみたい。言語ごとに分かれていて、それぞれに柔軟なローカルルールを認めているらしい。2013/02/15

のぶ

1
書名、「起きて」ではなく「起こって」だと今気が付きました。ざっくり分けてしまうと前半はWikipedia(長いので以下WP)のしくみと、その中で過去に起きた事件の話です。WPご愛用なのにその仕組みもちゃんと認識してなかった私には、ここは非常にためになりました。記事の信頼度を推測するためにもこの知識は重要ですね。後半では他のメディアとの関係を論じています。この書名は現状分析を外挿しての未来予測本を示唆しており、後半が主題なんだろうけど、WP当事者が著者である本、前半に比べると後半は迫力に欠ける気がしました。2012/07/22

yk_tani

1
それなりの面白さ。現状分析など。現状把握という意味では価値があった。著者の古田雄介さんどうも聞き覚えがあると思ったら、"古田雄介のアキバPickUp!"とか書いてる人なのかな?2010/01/04

やまべ

1
あまり得るものはなかった。2009/05/02

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