内容説明
地球上のあらゆる生命体は、「宇宙船地球号」の乗組員として相互に関わり合いを持ち、全体としての生命を保っている。フラスコ内のような小さな生態系の研究からでも、地球生態系のしくみを知る手がかりを得ることができる。
目次
1 生物の世界
2 多様性
3 安定性
4 全体と部分
5 生態システムの解析
6 生態システムと人間の諸問題
7 生態―人間システム
8 おわりに―グローバリゼーション
著者等紹介
栗原康[クリハラヤスシ]
1926年10月28日、静岡県に生まれる。1951年、東北大学理学部卒業。1951年、東北大学大学院入学。1952年5月東北大学教養部助手。1961年、理学博士(東北大学)。1963年、東北大学理学部生物学科助教授。1965年、連合王国ロエット研究所微生物学部客員研究員。1967年、合衆国ジョージア大学生物学部客員研究員。1971年、東北大学理学部生物学科教授。1989年、東北大学退官(1989年、東北大学名誉教授)。1989年、奥羽大学歯学部教授。2001年、奥羽大学退職。2002年6月日本学士院エジンバラ公賞受賞。2005年12月7日、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。