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内容説明
夏目の目がとらえた、今、面白いマンガとは?マンガの面白さ・うまさって何だ?編集者はどんな仕事をしてるのか?うまいヘタ問題、儲かるのか問題、マンガ家の遺族問題まで、「マンガは今、こうなっている!」著者会心のマンガエッセイ集。
目次
第1章 今のマンガたちの話(“オケストラ”のマンガ力―二ノ宮知子『のだめカンタービレ』;80年代読者の成長―岸本斉史『NARUTO』 ほか)
第2章 テレビと世間と世界の話(『BSマンガ夜話』とマンガの語り方;『マンガの居場所』と僕の場所 ほか)
第3章 どこからきてどこへゆくのか?―歴史の話(『日の丸くん』はどこからきたのか?―戦前戦中マンガの復刻;最古のマンガ記憶と『ドラえもん』 ほか)
第4章 マンガはどうなっておるのか?―原理的な話(マンガと「読み」時間―前谷惟光『ロボット三等兵』;欧米と日本のマンガ文法―視線運動の実証実験 ほか)
第5章 マンガの「今」の話(ロボット・マンガの哲学;リメイク・マンガ;『PLUTO』と『アトム』―浦沢直樹試論)
著者等紹介
夏目房之介[ナツメフサノスケ]
1950年、東京生まれ。青山学院大学史学科卒。72年マンガ家デビュー。現在マンガ・コラムニストとしてマンガ、イラスト、エッセイ、講演、TV番組などで活躍中。99年、第3回手塚治虫文化賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山田太郎
5
初めの半分くらいが面白い。後半は話が固くなってよーわからん2010/10/09
gokuri
2
久々の夏目氏のマンガに関する評論?を読破したが、好き嫌いに関する個人の感情、「うまいへた」の分析は著者のマンガに対する真剣な取り組みを感じ、好感がもてる。 2005年の著作だが、これから読むマンガの選考の参考にもなった。2012/05/05
きりだんご🐱新潮部
1
●ブックオフ2017/06/15
i-miya
1
2005.12.18 オーケストラの指揮者 「のだめカンタービレ」二ノ宮知子 岸本斉史(まさし)「NARUTOーなると」 熱心 マンガが好きな作者 井上雄彦「SLUMDUNK」 楽しさ、面白さの後退 技術的処理、演出に走ると 友達、おいてけぼり リテラシー 読解力 荒川弘「鋼の錬金術師」 メディア・ミックス展開 ゲーム系月刊誌 P028 松永豊和「龍宮伝」 魚人 人魚 鬼兄弟 P030 よしながふみ 「西洋骨董洋菓子店」 分析発表 2005/12/20
とんび
1
ひとまとまりが短くて読みやすい。エッセイだけど今後まとまった著作になりそうなネタもある感じ。2010/08/28