内容説明
アルコール依存症での自らの入院体験を基に書き上げた小説『窓の外は青』を再録。さらに同書出版からパフォーマンスイベント「こわれ者の祭典」開催にいたる激動の10年をたどるエッセー集。「酒を飲まない生き方」を決意した「かっこ悪く生きていく、こわれ者」月乃光司は多くの出会いによって支えられていた。
目次
第1部 窓の外は青(窓の外は青;秩格子の中;ロック ほか)
第2部 そのままの自分でいい(そのままの自分でいい―森田療法学習会「生活の発見会」体験記;アルコール依存症者の自助グループと僕;生活の発見会と僕 ほか)
第3部 青空は現れたか(酒を飲まない生き方;働いたことがほとんどなかった;こわれ者の祭典 ほか)
著者等紹介
月乃光司[ツキノコウジ]
高校入学時から対人恐怖症・醜形恐怖症により不登校になる。引きこもり生活、通算4年間を過ごす。24歳よりアルコール依存症になる。自殺未遂、アルコール依存症により精神科病棟に3回入院。27歳から酒を飲まない生活を続ける。自伝的小説「窓の外は青」(新潟日報事業社)を2001年に出版(にいがた市民文学奨励賞・新潟出版文化賞受賞)。新潟日報にて「心晴れたり曇ったり」を5年間連載。インターネットラジオ「月乃光司のハート宅配便」パーソナリティ。心身障害者の表現イベント「こわれ者の祭典」代表。第5回安吾賞新潟市特別賞。2010年新潟弁護士会人権賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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