内容説明
山を歩き続けて半世紀、山の自然こそ究極の癒し。人は自然の中に生まれ、自然の中に還る。その自然と向き合った紀行３２篇を収録。それぞれの文章には、山への思いの深さがにじみ出ていて、読む者を山の世界に誘う。
目次
「岳人」掲載紀行（冬富士―日本に二つとない山；槍ヶ岳元日―凍る大槍；八幡平―初めてスキーで越えた山 ほか）
日本の山々（遠見尾根―冬の五龍岳へ；春の大日岳―遭難始末；浅草岳と守門岳―春スキー行 ほか）
世界の山々（ヨーロッパアルプス紀行；エヴェレスト街道を行く―神々の座を眺めに；青いケシの国―中国への旅 ほか）
著者等紹介
川島由夫［カワシマヨシオ］
１９４３（昭和１８）年、秋田市生まれ。大学（英米文学専攻）卒業後都立高校に勤務、１２年間管理職を務めたのち定年退職。現在は大学の非常勤講師として学生を教えている。仕事の傍ら、４０年にわたって山を登り続け、紀行文を書く。昭和５３年「岳人」紀行賞を受賞。音楽を愛し、ブラームス協会員、新都民合唱団の一員でもある。昭和５０年、共同通信社の「ＦＭｆａｎ」懸賞作文にて第一席となる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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