エデンコミックス フキンシンちゃん

長嶋有

マッグガーデン（2012/04発売）

• サイズ コミック判／ページ数 114p／高さ 21cm
• 商品コード 9784861279874
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[アマニョッキ]

「コミPo！」を使って描かれたナガシマンガ。ゆるーい雰囲気を隠れ蓑に随所に不謹慎オモシロワードがちりばめられております。「もしドス」「スーフリ 和田さん」「実話ナックルズ」はまだしも、「オーバードーズ oshi-o」に関しては本当に大丈夫なのか？と心配になるほど。ラストにはUNICORNのリンジューマーチまで聴けて、私にとっては大満足の一冊。そして、岡田屋新蔵が描いた長嶋有がかっこよすぎてまた惚れる。

2017/07/16

[アキ・ラメーテ＠家捨亭半為飯]

漫画作成ソフトで作った漫画なので、やっぱり絵やキャラクターのポーズや動き等が不自然に見えてしまってあまり入り込めなかった。内容は、学園ギャグ漫画かと思ったら……え！？そういう展開？

2022/06/05

[加藤一博]

長嶋有・原作かと思っていたら、まさか自身で描かれたものだったとは。タイトルから感じ取れる毒っ気は少なかったけど、脱力感とかまったりした感じはマンガでも健在。謎めいたフキンシンちゃんと彼女を追いかけ続けるミル子ちゃんの間に芽生える友情に涙（？）

2012/04/28

[山野辺ワラビ]

冗談みたいなツールだと思ってたコミＰｏだが、意外とその可能性を感じさせてくれた。ちょっとまだ読みにくいけど。巻末のインタビューを読むと、コミＰｏを使ったからといって絵やマンガの素人が簡単にマンガが作れるわけではない事がわかる。内容は、フキ子のキャラクターが面白いし、ほのぼのギャグマンガと思わせながら、セリフやモノローグにはドキッとするものが多い。さすが小説も書いてる作家だと思う。不謹慎な小ネタの数々も面白い。キャラデザインはフキ子とミル子の出来が良いと思う。ただ、千二百円という値段は高いな…。

2012/06/25

[丹 偉佐武]

今度は漫画家化。確信犯的なマンガならではの不謹慎さが最高！

2012/04/18