エコノミストの仕事術―著名12人が独自の見方・考え方を伝授!

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  • サイズ A5判/ページ数 191p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784861261305
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0036

内容説明

経済や景気について本気で悩んでいる時に、頼りになるエコノミストはいったい誰なのだろう。どのような仕事観を持って経済分析を行い、一般聴衆に向かって発言や主張をしているのだろうか。本書では、そのような疑問を解決するヒントを探るために、著名な12人の方々にその仕事術についてのインタビューを行ったものである。

目次

榊原英資氏(慶応義塾大学グローバル・セキュリティ・リサーチセンター教授)―パラダイムシフトを迎えている世界経済 マクロ経済学は時代おくれ
米倉誠一郎氏(一橋大学イノベーション研究センター教授/アーク都市塾塾長)―チャレンジ精神を良しとする風潮を 日本経済は強い、強さゆえに怖いね
高木勝氏(明治大学教授/経済評論家)―理論と現実の融合を “世界経済”を肌で感じ取る
高橋乗宣氏(明海大学経済学部教授)―論争を挑む、そして自説を曲げない 今は長いタイムスパンでものを見ている
原田泰氏(大和総研チーフエコノミスト)前内閣府経済社会総合研究所総括政策研究官―学者は強い主張を、エコノミストは弱い主張を 論文のコツは『要約と整理』
中島厚志氏(みずほ総合研究所専務執行役員・チーフエコノミスト)―「バランス」を保つ 内外経済・金融・産業・海外の全てに精通する
嶋中雄二氏(UFJ総合研究所投資調査部長)―温故知新 先哲の教えを活用する 先行指標を使った予測手法を開発
紺谷典子氏(財団法人日本証券経済研究所主任研究員)―自分が正しいと信じることを言い続ける 世の中の流れと違うなら、なお言う
長谷川公敏氏(第一生命経済研究所専務取締役)―事実を知り、自分で考える 株の専門家から見た経済動向を語る
霧島和孝氏(住友生命総合研究所上席主任研究員)―“はっきり”言う 地域経済・中小企業経営にわかりやすく伝える
荻原博子氏(経済ジャーナリスト)―みなさんの生活に役に立つことをしたい 経済ジャーナリストは、取材が命
松本大氏(マネックス証券代表取締役社長)―景気の良し悪しは“街”に聞け 既にデフレは終わっている

著者等紹介

小関珠音[オゼキタマネ]
1965年、神奈川県生まれ。一橋大学経済学部卒業、同大学大学院国際企業戦略研究科金融戦略コース修士号取得(経営「金融戦略MBA」)。日本興業銀行、外資系金融機関知的財産コンサルティング会社などへの勤務を経て、現在コンサルタントとして活躍中。一橋大学大学院同研究科経営法務コース在籍。一橋総合研究所フェロー
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