内容説明
家内と二人三脚だったシルクロード。夫、平山のもうひとつのライフワーク迫真のドキュメント。
目次
第1章 敦煌石窟の保護
第2章 在外日本古美術品の修復
第3章 アンコール遺跡の保存事業
第4章 文化財の緊急避難
第5章 南京城壁の保存修復
第6章 二つの財団
第7章 生い立ち、そして被爆
第8章 大伯父の訓戒と「仏教伝来」
第9章 共同戦線
第10章 東西宗教絵画の比較と模写
第11章 現場からの発想
第12章 薬師寺玄奘三蔵院の障壁画
著者等紹介
谷久光[タニヒサミツ]
1934年(昭和9年)東京都生まれ。学習院大学政経学部卒業後、朝日新聞社入社。主に社会部畑を歩き、81年名古屋社会部長、84年東京企画報道室長、87年企画総務、90年編集委員を歴任。企画総務在任中に同新聞社と日中友好協会主催の「“楼閣の美女”展」を開催する過程で平山郁夫氏と出会い、94年から(財)文化財保護振興財団・事務局長、95年専務理事、2003年退職。朝日新聞退社以降現在まで日本記者クラブ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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