内容説明
弱冠19歳で金メダリストとなった羽生結弦選手。彼はなぜこの若さで並み居る強豪に打ち勝つことができたのか。それはアスリートとしての才能だけでなく、逆境をバネにする強さ、クレバーな思考法、そしてフィギュアスケートに懸ける信念を併せて持っていたため。彼の語る言葉には真実のきらめきがある。そんな羽生選手の数々の名言の中でも特に胸をうち、また私たちの人生にとっても指針になるような言葉を厳選し、スポーツ心理学によって真意を説き明かした。
目次
1 誇り高き心を育てる
2 プロフェッショナルの流儀
3 強く美しい生き方
4 人は誰でも成長できる
5 飛躍のきっかけ
6 一人では生きられない
7 勇気と希望
著者等紹介
児玉光雄[コダマミツオ]
1947年兵庫県生まれ。追手門学院大学客員教授。前鹿屋体育大学教授。京都大学工学部卒業。学生時代テニスプレーヤーとして活躍し、全日本選手権にも出場。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)大学院に学び工学修士号を取得。米国オリンピック委員会スポーツ科学部門本部の客員研究員としてオリンピック選手のデータ分析に従事。日本スポーツ心理学会会員、日本体育学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひめか*
47
羽生選手がこれまでに発した珠玉の言葉80収録、それを心理学によって分析した本。羽生選手を尊敬し目指す私にとっては最高の良書でした☆彼は日本人としての誇りや他者への感謝を常に持ち、一心不乱に努力し進化して成長し続ける。強く美しい生き方で本当に惹かれる魅力ある人だと思う。人生の辛い時期をどう過ごすかで、その後の人生が変わる。逆境の中にこそ飛躍のヒント。プレッシャーがかかった状態で人は最大の能力を発揮できる。実りある人生を送るには、自分の本能に従った行為を全力で行い、目先の結果でなくその先にある希望を目指す。2014/07/27
杏子
13
羽生結弦さんが10代の頃に発言した言葉たち。スゴい!自己啓発本にもなっている!?2018/04/24
okame
9
図書館本。羽生選手が今まで発した言葉から厳選したものを紹介&解説している。これらの言葉は全て10代のときに発したものだなんて信じられない。すごくしっかりしています。羽生選手がどのように成長しているか、4年後のオリンピックが楽しみ。2014/10/22
澤水月
8
「ブライアンにファンデーション、て毎日言われます。でも僕はまだ化粧水って感じ」…いやユヅルさん、意味違うとwwww基礎をしっかり、でしょそれ これひどい本で引用を又読みした心理学者に羽生でなくともいい見解乗っけて頑張れ本に仕立てただけ。羽生にも復興にもスケ連にも1円もいかない。前記発言で爆笑しただけかなぁ。幾ら参考文献並べてるからってパクりギリギリっしょ2015/02/10
パンジャビ
6
こんな本まで出てたんだ!ビックリ!この前読んだ「語録」よりもページの使い方とかフォントはこっちの本の方が好み。発言を引用してるのはいいけど、出典(いつどこで言ったか)までちゃんと載せて欲しかったな。しかし、これら全ての発言が10代の時だなんて…一流になる人は本当に凄い。2018/02/02