思想家としての石橋湛山―人と時代

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  • サイズ B6判/ページ数 410p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861104725
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0010

内容説明

混迷の現代においてこそ顧みられるべき、徹底した“実践的自由思想家”の全貌。

目次

1 大正デモクラシーの思想的先導者(石橋湛山の「哲人政治」論―石橋政治哲学成立の一断面;田中王堂の哲人主義―石橋湛山の民衆主義との比較 ほか)
2 「非帝国主義日本」の構想者(石橋湛山の大日本主義放棄論(異本)と三浦銕太郎の朝鮮自治論―朝鮮青年発行の『亜細亜公論』に発表、発禁となる
石橋湛山の岩波茂雄への手紙―敗戦前後の一断面 ほか)
3 激動する二〇世紀世界の洞察者(J.M.ケインズと石橋湛山;石橋湛山とケインズ(座談会)―時代を動かした二人の思想家の原点を探る ほか)
4 石橋湛山の思想とその評価(石橋湛山の自由主義とその歴史的評価―「自由主義史観」は石橋思想を正しくとらえきれるか;石橋湛山の真実とは―鷺を烏といいくるめる歪曲を正す ほか)
5 石橋湛山研究の中から―書評と紹介(筒井清忠著『石橋湛山―一自由主義政治家の軌跡』;Liberalism in Modern Japan―Ishibashi Tanzan and His Teachers,1905‐1960,by Sharon H.Nolte,1987(シャロン・ノールティ著『近代日本のリベラリズム―石橋湛山とその先師たち、一九〇五~一九六〇』) ほか)

著者等紹介

山口正[ヤマグチタダシ]
1933年、鳥取県生まれ。1958年、東京教育大学(現筑波大学)文学部哲学科卒業。1962年、東洋経済新報社に入社。1970年、石橋湛山全集編集部、出版局編集部長、同次長、東洋経済新報社百年史編纂室長(1996年刊、優秀会社史賞特別賞)、監査役等を経て1993年退社。1997年、石橋湛山記念財団評議員となり、現在に至る。(日本出版学会、石橋湛山研究学会会員)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

33
石橋湛山を哲学者と呼んだのは鶴見俊輔氏だけ(2、374頁)。スミス、ミル、マーシャル、ケインズ、ウェッブ、マルクスの経済学を原書で読破(19頁)。東洋経済新報社第5代主幹(21頁~)。湛山の説は街の経済学者の妄説と見なされて無視された(25頁)。湛山と私は同じ誕生日(35頁注4)とは光栄。湛山の特徴:人間は意志の自由を求める。意志の自由こそ人間生活の根本(83頁)。四恩人:福沢諭吉、板垣退助、坪内逍遥、島村抱月(101頁)。大正時代、経済学を独習し、政党政治、普選制、軍縮、植民地放棄を提唱(116頁)。2016/05/25

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