目次
第1部 乱歩低迷(深夜の瞑想;「探偵小説」の曲がり角 ほか)
第2部 乱歩彷徨(少年雑誌という舞台;『怪人二十面相』における心理洞察 ほか)
第3部 乱歩変容(「じつにおどろくべき変化」;戦中体制への「協力」 ほか)
第4部 乱歩復活(“創造者”の自覚;「私を怖わがらせた批評家」 ほか)
著者等紹介
紀田順一郎[キダジュンイチロウ]
評論家、作家。1935年、横浜市に生まれる。慶応義塾大学経済学部卒。書物論、近代史などを専門として評論活動を行うほか、創作も手がける。『幻想と怪奇の時代』(松籟社)により、第六十一回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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