サルトルとマルクス〈2〉万人の複数の自律のために

電子版価格
¥3,300
  • 電書あり

サルトルとマルクス〈2〉万人の複数の自律のために

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 655p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784861102141
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C0010

内容説明

現代を蝕むあらゆる問題に、解決の糸口はあるのか。ATTAC、フランス緑の党などの動向を踏まえつつ難問にいどむ。未公刊「ローマ草稿」をふくむサルトルの全哲学を縦横に展開し、真の民主主義の可能性、来たるべき倫理をさぐる。

目次

万人の複数の自律のために
第2部 見えない『他者』と複数の自律(続)(『弁証法的理性批判』:力の記述)
第3部 研究ノート:ソ連の逆説、自律社会、哲学(ソ連の逆説;共通の目標としての自律社会;自律社会のモデル;自律社会と哲学:民主主義的理性の構築に向けて)
結論

著者等紹介

北見秀司[キタミシュウジ]
1960年生まれ。1994年東京大学大学院人文科学研究科仏語仏文学専門課程博士課程、単位取得の上、満期退学。1996年パリ第10大学(ナンテール)哲学科博士課程修了。文学・人文科学博士号(専門、哲学)取得。現在、津田塾大学国際関係学科教授。2008年4月より1年間パリ・ソルボンヌ大学(パリ第4大学)外国人研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。