内容説明
革新右翼の理論家・大川周明が、伝統右翼の巨人・頭山満を描く。明治維新、征韓論、西南戦争、大隈重信襲撃事件など、近代日本の重要局面に、頭山はどう動いたか。敗戦直前の緊迫した状況下で書かれた「幻の原稿」。戦後の闇に消えていったもうひとつの近代史。
著者等紹介
中島岳志[ナカジマタケシ]
1975年生。北海道大学公共政策大学院准教授。南アジア地域研究、日本政治思想史。『中村屋のボース』によりアジア太平洋賞大賞、大佛次郎論壇賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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