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内容説明
表現物の取り締まりは絶対に許されない。「松文館裁判」を通じて多数派の横暴と少数派の論理、規制の理不尽さと表現の自由の大切さなどをじっくりと吟味して欲しい。
目次
第1章 マンガが「わいせつ罪」で摘発される(密告;取り調べ ほか)
第2章 「健全」な社会通念は裁判官が決める(一審の判決公判(1)
判決公判(2) ほか)
第3章 販売「規制」から出版物の「排除」へ(有害環境規制法;青少年条例 ほか)
第4章 控訴審―無罪を求めて弁護側の反転攻勢(第1回公判・芸術性を争点に;第2、3回公判・再びマンガ論を展開 ほか)
著者等紹介
長岡義幸[ナガオカヨシユキ]
1962年、福島県生まれ。国立福島工業高等専門学校(福島高専)卒業。早稲田大学第二文学部3年編入学後、中退。出版業界紙「新文化」記者を経て、フリーランス(インディペンデント)記者。関心分野は出版流通、表現の自由、子どもの権利、労働問題など
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