発禁処分―「わいせつコミック」裁判・高裁篇

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発禁処分―「わいせつコミック」裁判・高裁篇

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  • サイズ B6判/ページ数 279p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860860240
  • NDC分類 326.22
  • Cコード C0095

内容説明

表現物の取り締まりは絶対に許されない。「松文館裁判」を通じて多数派の横暴と少数派の論理、規制の理不尽さと表現の自由の大切さなどをじっくりと吟味して欲しい。

目次

第1章 マンガが「わいせつ罪」で摘発される(密告;取り調べ ほか)
第2章 「健全」な社会通念は裁判官が決める(一審の判決公判(1)
判決公判(2) ほか)
第3章 販売「規制」から出版物の「排除」へ(有害環境規制法;青少年条例 ほか)
第4章 控訴審―無罪を求めて弁護側の反転攻勢(第1回公判・芸術性を争点に;第2、3回公判・再びマンガ論を展開 ほか)

著者等紹介

長岡義幸[ナガオカヨシユキ]
1962年、福島県生まれ。国立福島工業高等専門学校(福島高専)卒業。早稲田大学第二文学部3年編入学後、中退。出版業界紙「新文化」記者を経て、フリーランス(インディペンデント)記者。関心分野は出版流通、表現の自由、子どもの権利、労働問題など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りぃ

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前作のあと、「非実在青少年」問題をはさんで読了。「エロマンガは実物よりわいせつではないから罪も軽くなる」という高裁判決は「小説は読むのが難しいから対象外」とした都条例と重なる。結局、5年前と現在とで取り締まる/られる側の主張に変化はない。2010/03/21

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