天然生活ブックス
道ばたに咲く

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  • サイズ B6判/ページ数 175p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860672911
  • NDC分類 470.4
  • Cコード C0077

内容説明

植物たちの生活が手に取るように伝わり、草花への細やかな情感と愛が滲み出ている。植物への感心が薄くなっている今の日本人の必読書。

目次

1章 春になるよ(セイヨウタンポポ―風景をつくってくれる雑草たち;フキ(フキノトウ)―おいしいく食べよう、雑草ごはん ほか)
2章 春がきたよ(ハルジオン―環境でかわるもの;ヘビイチゴ―子どもの味、大人の味 ほか)
3章 夏がきたよ(エノコログサ―自分らしく咲く;ヘクソカズラ―小さな小さな、草の声 ほか)
4章 秋がきたよ冬になるよ(ヨモギ―自然からのメッセージ;セイタカアワダチソウ―愛情ひとつで笑顔が増える ほか)

著者等紹介

かわしまよう子[カワシマヨウコ]
1974年、鹿児島生まれ。2000年に7年間勤めた公務員を退職。路上やコンビニエンスストアで花束を売ることからはじめ、現在は、雑草といわれる花を写真や文章、廃品に飾りながら紹介。美術館やギャラリーで、草花の写真や「草飾り」の展覧会を開いたり、不定期でワークショップやお話し会も行う。2009年より沖縄に住まいを移し、定期的に東京を往来しながら雑誌などのメディアで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

37
淡々とした挿絵もいい。雑草といえどもそれをじっと見入る時間を持つことは今の時代、とても贅沢で優雅なことだと思う。すきまの植物図鑑と併読。図書館本。2015/05/16

はな*

16
表紙の佇まいにひかれて、いわゆる"ジャケ買い"。紹介されているのは道ばたなどで見られる"雑草"と呼ばれる草花たち。添えられる写真もイラストも控えめで好ましい。佇まいは控えめだけど、語られているのは熱量たっぷりの草花への想い。私も、草も花も実も好きだけど、足元に咲く花から環境問題にまでは思いは至らない。摘んで食べようとは思わないし、へクソカズラでリースも作らない。まだまだだな、と思う。2021/01/25

S.Mori

16
私は道端に咲いている草や花を見るのが好きです。可憐な花が咲いているの見つけると、元気をもらえる気がします。そんな私の好みにぴったりの本でした。この本の作者のかわしまさんも道端の花に勇気づけられたり、励まされることが多いそうです。自分の知らない花のことも出ていて、雑学的な知識を身に付けることができました。ここで知ったかわいいキュウリグサはいつかぜひ見つけてみたいです。2019/11/14

YAMAKOU

5
植物に癒され、この夏はゴーヤをいくつか収穫出来、植物の生命力、力強さにこちらも励まされている。そんなとき手に取りました。道ばたの草にも命を感じる文章が好きです。2015/10/03

ちいさな図書館

4
素敵な言葉がたくさん。背筋が伸びるようだった。道端の小さな草たちともっと親しくなりたいと想ったら、エコとか環境問題とか、情報で得るよりも身近に大切に思えた。2011/04/09

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