内容説明
“関係の第一次性”の深みへ。西田幾多郎、廣松渉、丸山圭三郎の諸論考を通し、これら三者の共通項である“物象化論”の内なる原風景に立ち返る。
目次
第1章 恣意と偶然から
第2章 言語外現実から
第3章 “場”の第一次性から
第4章 存在の矛盾関係から
第5章 無底の予感から
第6章 場所の自己没入から
第7章 原点な志向性から
付録 知覚と言葉―メルロ=ポンティを読む
著者等紹介
佐伯守[サエキマモル]
松山大学法学部教授(哲学・倫理学・法哲学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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