雨はどのような一生を送るのか―降る前から降った後までのメカニズム

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雨はどのような一生を送るのか―降る前から降った後までのメカニズム

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  • サイズ B6判/ページ数 307p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860645120
  • NDC分類 451.64
  • Cコード C0044

出版社内容情報

「雨はどのようにして降り、降った後はどこへ行くのか?」私たちにとっては常識とも思われるこの疑問に、科学者たちはずっと悩んできました。古代の科学者は水の循環をあれこれ想像し、現在の科学者は最新の技術を駆使し、雨の一生に迫ろうとしています。
 本書は、研究の歴史を通して、雨が降るまでのメカニズム、そして、降った後もつづく地球をめぐる水の旅をわかりやすく解説します。
 日常の「当たり前」のなかに「なぜ?」と思う気持ちが芽生える、雨をめぐるサイエンスヒストリーを楽しむ一冊。


三隅 良平[ミスミ リョウヘイ]

内容説明

古代から科学者たちは「雨はどのようにして降り、降った後はどこへ行くのか?」という問題にずっと頭を悩ませてきた。雨が降るまでのメカニズム、そして、降った後もつづく地球をめぐる水の旅について、私たち人類はどのように迫ってきたのか!?雨にまつわるサイエンスヒストリーから見えてくる「雨の一生」。

目次

第1章 地球をめぐる水―その概念ができるまで
第2章 雲と凝結核―雲をつくる微粒子の発見
第3章 雨粒の生成―メカニズム解明から人工降雨へ
第4章 雨と植物―森林は雨を大気に返す
第5章 降雨の浸透―水は地中でどう動くのか
第6章 降雨の流出―雨はどんな経路で川にたどりつくのか
第7章 蒸発―「気象オタク」ドルトンの実験とその発展
第8章 地球の雨の特徴―タイタンの雨と比較する

著者等紹介

三隅良平[ミスミリョウヘイ]
1964年福岡県生まれ。防災科学技術研究所水・土砂防災研究部門総括主任研究員。筑波大学生命環境系教授(連携大学院)。名古屋大学大学院理学研究科大気水圏科学専攻博士後期課程修了。博士(理学)(名古屋大学)。科学技術庁防災科学技術研究所、文部科学省研究開発局開発企画課などを経て現職。専門は気象学(雲物理学)で、災害を引き起こす激しい雨の発生機構や、降雪粒子のモデル化について研究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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summerman

1
前書きにあるように雨の知識というよりは水流関係の研究史を語る本。率直に言えば平凡、もしくはそれ以下って感じかしら。ちょくちょく面白いエピソードもあるけど…まあ「あるけど」止まりの本よ。これも典型的な研修者目線の書き手よね。研修者の知識を一般読者の目線で語るのがこの手の読み物の役目じゃないのかい?違うのかい?後半なんか我慢出来ずに学者の話ばっかりでよお。そりゃこっちも大人なんで理解できないわけじゃないけどよお。絶対もっと良い本があるわと思いながらの読書ってなんか不幸な体験よね。2023/03/31

watershed

1
降雨の流出-雨はどんな経路で川にたどりつくのか? ホートン仮説は森の地表流説 ハーシュは速い地下水流 ウイプキーは地表流なし、浸透しにくいローム層で地中洪水流できる ヒューレットは流域のごく一部で地表流発生の部分寄与域概念 手入れされないヒノキ林でホートン地表流発生 雨量から河川水量を推定 合理式は雨量データのみ 単位図法は単位図のハイドログラフを合成 タンクモデルは穴の空いたタンク 分布型流出モデルは雨の分布の違いを反映2023/01/16

unusb

0
「地球ではどうして雨が降るのか」,「その雨は何処へ行くのか」といった純粋な疑問に対し,現在の科学的知見を基に懇切丁寧に答えている.重要な法則・発見をした人物のエピソードや,筆者の経験などが随所に盛り込まれているところは,本書をとても読みやすくしている.特に,大気だけでなく,地上・河川・地中といった陸地での雨の行方が非常にわかりやすくまとめられており,初学者でもわかりやすいと感じた.また,地球大気を記述する上でタイタンと比較していたのはとても面白かった.関連する原著論文を読み,さらに理解したいと思える一冊.2017/07/10

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