Beret science<br> 物理学のための数学

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Beret science
物理学のための数学

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  • サイズ A5判/ページ数 342p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784860643089
  • NDC分類 421.5
  • Cコード C2041

出版社内容情報

物理数学を開設する本書は、高校数学の領域を超える部分もあるが、読者が思考の流れを止めないためにも数式をしっかりと示していく。

小惑星イトカワから無事に帰還した「隼」の快挙は物理理論が数学的に表現されることによってその軌道を正確無比に計算できたことが一つの要因でした。そんな物理数学を解説する本書では、高校数学の領域を超えている部分が多くありますがそれは必要と思われたものばかりです。さらに思考の流れを止めないために数式をしっかりと示しています。最終的な目的は論理、概念を理解することです。

【著者紹介】
一石賢(かずいしけん)立命館大学理工学部物理学科卒。現在、金子システム研究所代表。翻訳、各種ソフトウェアの開発およびサイエンスライターとして活躍。主な著書に、『道具としての物理数学』、『Aha!量子力学がわかった!』(ともに日本実業出版社)、『TurboPASCALプログラミングテクニック』(JICC出版局、金子守宏名義)など。

目次

微分で物理現象をひもとくと
積分は微分の逆演算
微分方程式が自然界を記述する
テイラー展開は近似値計算の女王
偏微分と重積分で多変数に対応する
複素関数で虚数世界を探る
複素積分を使って“難解積分”を解く
ベクトルで古典力学を理解する
線型代数が多変数処理に力を発揮
ベクトル解析で「場」を理解する
量子力学の世界に踏みこむベクトル空間
波動関数はヒルベルト空間で表わされる
フーリエ変換で「波」の見方を変える
使える“特殊な微分方程式”
ガンマ関数と積分
解析力学でニュートン力学をひもとくと

著者等紹介

一石賢[カズイシケン]
本名、金子守宏。1957年生まれ。立命館大学理工学部数学物理学科卒業。金子システム研究所代表。現在、翻訳、各種ソフトウェアの開発およびサイエンスライターとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

中年サラリーマン

9
連続とか一様収束とかなんなのよと発狂しそうな理系学生におすすめ。実関数の解析から複素関数の解析への橋渡しがよくわかる。さらに線形代数からのヒルベルト空間への議論の展開も面白い。量子力学をもう一度勉強しなおしてみたくなるな。学生の時にこういう本が出版されていれば・・・2013/10/06

御光堂

2
読んだというよりざっと眺めた。313ページのルジャンドル変換の式で、9行目と10行目の∂ψ/∂xは∂ϕ/∂xのミスプリントではないか。その他、305ページ最後の部分積分の式が何か変、317ページの、「Hは時間を陽に含んでいないとする。「陽に含んでいない」というのは、「関数にtが現れる」ということ」は「現れない」のミスでは。2017/04/08

のぶ

2
著者は自分が学んだ高校大学の教科書に不満を持っており、本書はそのアンチテーゼであることが随所に書かれています。そのココロザシは高く買いたいんですが、数式を変形して行く過程で、各ステップでどの知識をどう活用したとか、そもそもその過程はどういう目的を持ったものかといった言葉による説明が、こちら側(まだ理解していない者)にも分かるよう十分に(教科書並にしか)行われてない点や、少なくとも二十世紀の物理学については「この式は重要」というつなぎ方に留まっていて活用例は紹介されていないという点で残念な本になっています。2014/01/10

Kouhei SASAMOTO

2
物理数学のために高校卒業程度+αぐらいの数学の素養があればしっかり読んでいける書籍の一つ。自然を数学で表現する数学的モデルのヒントとしても使える本ですね。本文・付録にはよくつかわれる公式や定理の証明が載っていて、今まで丸暗記だったことも腑に落ちました。2012/05/01

JacobTitor

0
小生の通う学部は物理学を教養程度に学ぶところだが、解析学の授業でこの本は大いに理解に役立った。大学初年時は随分と助けられた。2013/10/18

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