内容説明
悩みのつきない「おなか問題」がみるみる解決!「面倒くさい」「難しい」ことは、一切ナシ!!
目次
プロローグ 日本人の「おなか問題」、原因は「腸の形」だった!
1章 わかっているようでわかっていない「便秘」
2章 わかっているようでわかっていない「下痢」
3章 おなかの調子「ウソ」「ホント」
4章 日本人の8割は「ねじれ腸・落下腸」
5章 「便秘」「下痢」はこれで解消!―健康な腸をつくる「腸マッサージ」
6章 生活習慣を見直して、マッサージ効果をアップ
著者等紹介
水上健[ミズカミタケシ]
1965年福岡県生まれ。1990年慶應義塾大学医学部卒業。2000年に医学博士。専門は大腸内視鏡検査・治療、過敏性腸症候群(IBS)・便秘の診断・治療。横浜市立市民病院内視鏡センター長などをへて、独立行政法人国立病院機構(NHO)久里浜医療センター内視鏡検診センター部長、ハイデルベルグ大学Salem Medical Center客員教授。自身が開発した無麻酔大腸内視鏡挿入法「浸水法」は、スタンフォード大学・UCLAなどをはじめ国内外で広く導入され、近年ではこれを活用して、腸管の異常形態である「ねじれ腸」「落下腸」を発見(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふじ
18
読んでよかった!数年前にテレビで取り上げられていたらしいけど、その頃テレビなんて見てなかったからなぁ。便秘や下痢は、ストレスや食生活、運動、早寝早起き朝ごはんなど生活習慣のせいもあるけど、それ以上に日本人は遺伝的に腸の形に問題がある。ねじれ腸、もしくは落下腸が、排便の難易度を上げていて、それでも快適に過ごすにはどうしたらいいか?という本。この本を読んで、自分が初めて落下腸だと知る。ひねる運動が良いというのも、ちょうど実感していたので、読みながら常になるほど〜と思う読書でした。2019/06/21
ぬらりひょん
16
日本人の腸はこの表紙のように四角くきれいに収まっていないそうです。ねじれていたり骨盤に落ち込んでいたり。内臓も国民性があるんですね~。食物繊維をとり過ぎてかえって便秘になるなど、まじめすぎる日本人の国民病かも。あっ、ウォーキングも便秘にはあまり効果ないそうです。ひねり運動をしましょう。2015/05/16
ピィーちゃん
11
★4 男がくだりやすいのはストレスや緊張感のせいで、リラックスすると解消できる。朝食後30分~1時間は胆汁は腸内への水の分泌を促すので下痢になりやすい。アルコールとコーヒーの過剰摂取は下痢になりやすい。日本人の8割はねじれ腸・落下腸。便秘や下痢を繰り返す人は、腸の振動マッサージすると解消される。ねじれ腸の人に大腸内視鏡検査をすると痛みを伴うが、浸水法で行うとだいぶ楽になる。2015/05/23
マカロニ マカロン
9
個人の感想です:B。「便秘・下痢というおなか問題は、私たちにもっとも身近であると同時に、精神面、そして人生の質そのものに、大きく関係する問題といっても過言ではありません」という言葉に最近大いに共感。日本人の8割はねじれ腸か落下腸とのこと。腸のかたちに異常がある過敏性腸症候群で便秘と下痢を繰り返す人に効果的なマッサージ方法が紹介されていた。下剤を週2回以上飲んでいる人は大腸がんのリスクが約3倍に上がるらしい。コーヒーや排便促進サプリも飲み過ぎると便が緩くなりすぎて、逆に下痢になってしまう可能性も。2019/06/28
Humbaba
9
人の体には個人差がある。そのため、ある人にとっては有用だった方法でも、別の人にとっては何の効果もないかもしれない。試すのが困難な方法の場合にはあれもこれもやろうと思っても難しいが、簡単にできることであればまずやってみることが出来る。習慣化することが大切だからこそ、面倒くささや難しさを減らすことが効果的である。2016/09/29