バカな外交論―「的外れな主張」にダマされるな!

個数:

バカな外交論―「的外れな主張」にダマされるな!

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860637057
  • NDC分類 319.1
  • Cコード C2034

内容説明

国際問題の原因と結果がわかる本。

目次

第1章 外交の基本―「どう考えても当たり前」のこと(「外交」―“この視点”を持てるか否か;表裏一体の「経済同盟」と「軍事同盟」 ほか)
第2章 中国に韓国―今、日本の周囲で何が起こっているのか(アジア最大の火ダネはやはりあの国;中国がどうしても自由貿易を進められない“泣きどころ” ほか)
第3章 どう考える?TPPと集団的自衛権―答えは一つ(国内を二分するTPP「本当のところ」;日米首脳会談で安倍首相が見せた「うまい外交」 ほか)
第4章 驚くほどの外交オンチ―官僚とマスコミ(日本のマスコミは不勉強な記者だらけ;「TPPで農家が食えなくなる」という暴論 ほか)
第5章 外交問題は難しい?―シンプルに考えれば答えは出る(「わかったつもり」が一番危険;「やるか」「やらないか」の比較で考える ほか)

著者等紹介

高橋洋一[タカハシヨウイチ]
1955年東京都生まれ。都立小石川高等学校(現・都立小石川中等教育学校)を経て、東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。1980年に大蔵省(現・財務省)入省。大蔵省理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、内閣参事官(首相官邸)等を歴任。小泉内閣・第一次安倍内閣ではブレーンとして活躍し、「霞ヶ関埋蔵金」の公表や「ふるさと納税」「ねんきん定期便」など数々の政策提案・実現をしてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

44
売った額より買った額のほうが多いと貿易赤字になるが、これは、企業や家計でいう収入より支出が多いことによる赤字とは根本的に違う。この点を混同するから、貿易赤字=悪いことという理解になってしまう。 経済学では、貿易黒字を得なこと、貿易赤字を損なことと考えるのは、重商主義の誤謬として一蹴されるのが普通になっている。 貿易赤字を赤字転落と嘆き、国家の危機と憂える人たちが、今日も大騒ぎしている。彼らは、国の輸出総額より輸入総額のほうが多いことを、悪い経済の兆候だと思っている。 日本は経常収支では黒字である。2020/09/01

ニッポニア

39
外交、と言っても様々。日本は弱い印象だが、いい仕事をしている例もあり、もっと注目しておかねば、と思わされた。以下メモ。経済同盟と軍事同盟は一体となって当然。自由貿易では純粋な市場原理が働く。日本は貿易赤字でもいい。安全保障は国家の自己責任。経済、政治、優先すべきは後者。集団的自衛権はあくまでも権利であって、義務でない。歴史問題は何を今更が世界常識、なぜ日本は責められ続けるのか。永世中立国はいざというときに誰も守ってくれない、ということ。我々が持ちうる最も強固な武器は、筋の通った答えを導く思考力。2023/03/12

大先生

12
外交とは①貿易、②安全保障に関する話し合い。という具合にシンプルかつ本質的な説明をしてくれる本です。最近も貿易赤字が過去最大の20兆円になったというニュースがありましたが、本書に依れば、貿易赤字は全く問題ないとのこと。家計や企業の赤字とは性質が異なるのだそうです。他にもTPPや集団的自衛権について肯定する根拠が分かりやすく解説されています。ところで、著者の頭が良いのは分かりましたが、こうも上から目線だと…友達いるのかな?と心配になります(苦笑)2023/01/27

西澤 隆

6
最近は配信などでもご活躍の高橋さん。軽く嗤い気味に話すタイプなので、あれが鼻につくひとには文章のほうがいいかもしれません。論はこの頃から今に至るまでぶれず、徹底して物事をマクロから見る「数量政策」のアプローチ。個人的には概ねアグリーなものの、例えば「政府の人がこういう言い方をすれば、反感買うだろうな」と、ひとの気持ちの部分を軽視した物言いには感じるところも。中国の国力はこの頃の予想より伸びているとか韓国の減速感は言われるほどではないとかちょっとずれている部分もある一方ウクライナ絡みの「今感」は凄く感じます2022/10/24

まゆまゆ

4
そもそも外交とは、「貿易」と「安全保障」について他国と話し合うこと。貿易とはすなわち経済のことで、相手国が軍事行為を行えば影響を受けることは明らか。よって、貿易が盛んな国同士は必然的に安全保障上の結び付きも強まる、と。確かにそのとおりなんだけど、なぜストンと腑に落ちないのか……日本の9条に相当する憲法が他国にもあることは初めて知った。2015/01/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8233816
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品