成城石井はなぜ安くないのに選ばれるのか?

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成城石井はなぜ安くないのに選ばれるのか?

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784860636999
  • NDC分類 673.8
  • Cコード C2034

内容説明

儲けよう、とは考えない。効率は一切無視する。全店共通のマニュアルは作らない。お店の評価を決める、売上よりも大切なもの。「高くない。むしろ安い!」といわれる秘密とは?熱狂的なファンを生む「非常識な仕組み」

目次

第1章 熱狂的に支持されるスーパー―「商品へのこだわり」
第2章 お客様主義で「基本」を大切にする―「サービスへのこだわり」
第3章 なぜ、独自の品揃えができるのか―「強い購買とセントラルキッチン」
第4章 どんな場所にも出店できるスーパー―「経営と店舗開発」
第5章 転機となった買収―「事業への思いと誇り」
第6章 人が店を作っている自覚―「人材教育へのこだわり」
第7章 “高級スーパー”と呼ばれたくない―「成功の本質と挑戦」

著者等紹介

上阪徹[ウエサカトオル]
1966年、兵庫県生まれ。89年、早稲田大学商学部卒。アパレルメーカーのワールド、リクルート・グループを経て、95年よりフリーランスのライターとして独立。雑誌や書籍などで執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mura_海竜

119
顧客志向、こだわり。「やりがいは自分でつくる」。高級スーパー成城石井、なぜ多くの支持を受けているかを7つの角度からまとめる。先日のエグゼクティブのレストラン本と同様に海外志向の客のリクエストに応えるという例。客が店を育てる。「基本の4つ」の徹底。本部の人間がバレンタインなどのイベントでヘルプで現場に立つことで一体感。創業時から行っていた効率悪く、面倒なこと(少量多品種)に時代がようやく追いついてきた。ヒットしたエキナカ店、全店舗(112)の半分以上を占める。今、娘がバイトしているスーパー、本書を手に取る。2020/09/29

Kentaro

43
成城石井は安売りで勝負するスーパーではない。きちんとその良さを伝え、価値を維持したまま、生産者も納得する適正な価格で売ることができる。成城石井は生産者に無理をさせない。例えば、112あるすべての店に商品が行き渡らなければ取引はしない、ということはない。できた分、納得して出せる分だけ出荷してもらい、一部の店舗で販売する。仕入先には、作れる量でいい、この時期だけでいい、というお願いの仕方をする。そういうこともしていかないと、本当にいいものは、仕入れられない。効率は悪いし手間もかかる。効率が先に来るのではない。2020/04/30

Willie the Wildcat

36
組織の哲学を、社員はもちろんお客様にも浸透させる極意。”浸透”。仕組みや制度などのハードとMentalityなどのソフトとの整合性と一貫性の持続。人材育成の徹底の姿勢。根底に流れる「母親の愛情」がBrandの底力。値段に何を求めるかは、あくまでお客様次第。NeedsがBrandの裏づけであり信用。日本に居た頃、たま~に訪れた二子玉店。ゆっくり品物を楽しむ雰囲気が印象的。子供たちと輸入品の水を全種類制覇して、奥様に注意された記憶が蘇る・・・。(笑)2014/09/23

桜井葵

35
成城石井のこだわりがかいまみえる作品でした。顧客第一主義。この本を読んでなんだかジェフベソスと感性を感じました。業種は違えどお客様第一というのが経営理念なってきちんと実装されている企業が伸びていくんだなとつくづく思いました。成城石井は値段が高いと有名ですが、わざわさ高級品を扱っているのではなく、仕入値が高くてもお客様が求めているからその商品を扱うというスタンスなのだそう。安い商品を求める客は相手にせず本物の価値をわかる人に届ける。どちらが悪いとい訳ではなくターゲットの違い。時代の二極化を感じました。2018/06/21

shikada

31
高級路線のスーパー「成城石井」のこだわりを紹介する一冊。読んでみると、とにかく現場を大事にしていて、バイトを含めた従業員の研修も手厚い。独自商材が豊富で、惣菜は元ホテルやレストランのプロの調理人が開発している。とにかく良い食品を提供しよう、自宅に持ち帰るまでに時間がかかっても美味しさを維持できるようにしよう、という熱意を感じる。駅ナカに初出店したときの苦労や、買収と外部コンサルが混乱を招いたエピソードは読み応えがある。この本が書かれたあと、ローソンが成城石井を買収したそうで、その経過も調べてみたい。2020/12/09

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