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内容説明
3万9000フィート上空から―。元CAが出会った心打たれる奇跡のような出来事。ANAで語り継がれてきた33のハートフルストーリー。
目次
羽田→福岡便―カーテン越しのバースデー
松山→羽田便―おばあちゃんの子守唄
那覇→羽田便―日焼けしたあなたに
成田→香港便―二つの帽子
羽田→長崎便―もう一つのプレゼント
羽田→秋田便―小さなジェントルマン
羽田→仙台便―ぬるい日本茶
バンコク→成田便―小さな親切
シドニー→成田便―泣かないで
羽田→小松便―一杯の水〔ほか〕
著者等紹介
三枝理枝子[サエグサリエコ]
ANA元CA。ANAラーニング株式会社講師。茶道師範。青山学院大学文学部英米文学科卒業。全日本空輸株式会社(ANA)入社後、国内線、国際線チーフパーサーを務める。VIP(皇室、総理、国賓)フライトの常務ほか、実機の新入客室乗務員訓練のインストラクター、業務要領プロジェクトメンバーに選ばれるなど、幅広く活躍した後、退職。現在は、ANAラーニング株式会社の研修事業部講師として、ANAグループをはじめ、多くの一般企業や学校等で接遇力やコミュニケーション能力向上のための人材開発に関する研修を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
三代目 びあだいまおう
242
至高究極!大切な読友さんのご紹介。思えば著者は、以前わが社の社員対象のセミナー講師にお呼びした方でした。実体験に基づく教えに感銘を受けたのを覚えています!本書は飛行機の中で実際に起こったハートフル:ワォストーリー集です!CAさんは今でも女性の憧れ職種の1つですが、訓練と情報共有によって気配り心配りの質がここまで昇華できるんですね(驚) 来月息子の晴れ舞台を見に羽田からANA 機に乗ります。Good-bye-Wave 体感してきます❗マニュアルでなく、お客様の心に寄り添う姿勢を貫くANA 、流石です‼️🙇2019/05/13
おいしゃん
94
ANAのキャビンクルー、そして乗客が寄せた、ちょっと良い話集。どれも本当にちょっとした思いやりに端を発する出来事であるが、ついつい涙が出そうになる。話の舞台がビジネスクラスとかが多く、そりゃーそれくらいやってもらえるよなぁ、などと捻くれつつ、気楽に楽しめる本。2015/07/25
リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん
42
人の心を汲み取って、行動する事の大切さが身にしみます。顔族以外の他人に心の底からありがとうと言って貰える親切を自分はしただろうか。そう自問自答しつつ、良い話の数々を眺めました。2016/08/01
takaC
38
フィクション?ノンフィクション?2も見かけたので今度読んでみようと思う。2012/03/13
糜竺(びじく)
36
本の題名の通り、とても心が温まりました!飛行機の中での色んな出会いや、素敵なエピソードが、数多く記されていました。お客の事をこんなに考えてCAの方達が働いておられるのには驚きでしたし、様々な気配り、心遣いの大切さが、ひしひしと伝わってきました。今の時代は、忙しく窮屈な感じで、人間関係も希薄になり、冷たい世の中になってきてしまっている気がしていましたが、この本を読んで、まだ、今の時代も捨てたもんじゃない、それに小さな事でも人に親切が出来る人になりたいなあと、気付かされる本でした。読んで良かったです!2014/02/04