隣りのチャイナ―橋爪大三郎の中国論

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 357p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784860620431
  • NDC分類 302.22
  • Cコード C0030

内容説明

反発か?協調か?ダイナミックに変動する超大国・中国と、真摯に渉りあうために私たちは何をすべきか?似て非なる国、中国と日本。

目次

1 チャイナ原論(中華共同体;漢字の秘密 ほか)
2 似て非なる国、中国と日本(中国の「現代化」と日本の「近代化」を比較する;中国的官僚病の将来 ほか)
3 21世紀、中国はかつてない壮大な実験に挑戦する(21世紀、中国はかつてない壮大な実験に挑戦する;九・一一以後の世界と中国)
4 中国文化の行方(紅衛兵と全共闘―日本六〇年代新左翼の運動と組織;「転型期」中国の思想と文化 ほか)

著者等紹介

橋爪大三郎[ハシズメダイサブロウ]
1948年神奈川県生まれ。社会学者。1972年、東京大学文学部社会学科卒業。1977年、東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。フリーの執筆活動を経て、1989年から東京工業大学に勤務。東京工業大学大学院社会理工学研究価値システム専攻・教授。専門分野=理論社会学、宗教社会学、現代社会論など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaz

1
中国は、2200年前に統合された、現代でいえばEUにあたる連合国家で、漢字を使用した中国語は、言語の異なる国々を統合するために表意文字を各々の国々の言葉で読み下し出来るように編み出された人工言語である。という冒頭の表記からはじめ、認識を改めさせられる事項が多い中国論でした。大躍進政策、文化大革命、天安門事件、解放政策まで、主要な出来ごとにもほぼ真正面からとらえて論述されています。奇をてらったものではないので、8年前の著作ですが、現在でも本書の記述は有効性を失っていないものと思います。2013/05/26

Y.T

0
☆☆☆2020/06/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/594622
  • ご注意事項