大活字文庫<br> そのときは彼によろしく〈3〉

大活字文庫
そのときは彼によろしく〈3〉

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  • サイズ A5判/ページ数 509p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784860553685
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

少年の頃から抱いていた念願の夢をかなえ、小さなアクアショップを営む「ぼく」。そこにある日、一人の美しい女性がアルバイトの面接にやってくる。やがて、二人の間にあった不思議な縁が、ぼくの人生を動かしはじめる。

著者等紹介

市川拓司[イチカワタクジ]
1962年東京都生まれ。出版社勤務の後、バイクで日本一周の旅に出る。その頃から小説を書き始める。1997年から自身のホームページ「doorinto」で小説を発表。2002年「Separation」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hk

15
友情、親子の絆そして恋愛をテーマにしたファンタジー色の強い小説だ。良く書けば「透明感のある幻想的作品」、語弊を恐れずに書けば「浮世離れしたおとぎ話」となる。「人生の中からつまらない部分を割愛したものが映画である」と言ったのは映画界の巨匠ヒッチ・コックだ。この台詞を本歌取りして総括すれば「人生の中から汚い部分を割愛したものが本書である」となるだろう。人間は程よく汚いから味があり面白い、と思うんだ。オイラが本書を拝読してなにぶん感情移入出来なかったのは、人間の程よい汚さが描写されていないからじゃあないかな。2017/07/18

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