- ホーム
- > 和書
- > 社会
- > 社会問題
- > マスコミ・メディア問題
内容説明
テレビ・新聞・インターネットにだまされない!あふれる情報から「真実」を読み取る技術を身につけろ。
目次
第1部 メディア・リテラシー入門(テレビとのつき合い方;新聞とのつき合い方;広告代理店とPR会社;インターネットとのつき合い方)
第2部 メディアのウラバナシ(だまされないためのメディア・リテラシー;海外ニュースの報道を考える;テレビの世界をご案内)
著者等紹介
池上彰[イケガミアキラ]
1950(昭和25)年長野県生まれ。1973(昭和48)年慶応義塾大学経済学部卒業後、NHK入局。32年間記者として事件、災害、教育、消費者問題などを担当。1989(平成元)年からニュースキャスターとなり、1994(平成6)に始まった「週刊こどもニュース」でおとうさん役をつとめる。丁寧でわかりやすく解説は子どもだけでなく大人まで人気を得た。2005(平成17)年3月にNHKを退職後、フリージャーナリストとして世界のニュース現場を取材に飛び回る一方、テレビ、ラジオ、新聞、出版など多方面で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
和草(にこぐさ)
15
池上彰さんのテレビに出演している穏やかな感じでサラサラと描かれているが、かなりメディアに対し厳しいことがかかれている。情報過多の現在、自分自身がきちんと見極めていかないといけないことが大切である。2014/06/09
Humbaba
11
マスコミは必ずしも正しいことを報道するわけではない。ただし、それではインターネットの世界であれば正しいかといえば、そうとも限らない。単一のメディアから正解を知ろうと思っても、それではバイアスから逃れることは不可能である。様々なメディアを活用するとともに、それらの特性を自分自身で知り、判断する力が求められる。2013/12/19
なーちゃま
4
前半は新聞の読み方(記事の内容を鵜呑みにしない、各紙で捉え方が異なり内容も違う)、後半でメディア界の構造に触れて、全体としてメディアを取り巻く環境を伝えてメディアリテラシーを上げることを目的としている。 PR会社→新聞本紙の内容に取り上げてもらうよう頑張る 広告代理店→広告欄に載せてもらうよう頑張ったり、広告を作ったりする(電通など) 日本のキャスターは自分の意見を述べるが、アメリカのアンカーは客観的にニュースを伝えることを使命としており、内容全体で自分の見解を伝えようとするという違いがある。2020/06/18
の
4
メディアに出て来て大活躍の人が、テレビとの付き合い方について書くという、日本では珍しい本。放送業界のタブーすれすれだが池上さんだから出版を許されている気も。池上さんが尊敬できる点はタブーにさらっと切り込んで行けるところ。切り込んで行けるのは爆笑問題太田と池上さんくらいしかいないのかも。2014/04/17
Humbaba
3
情報は、それを提供したいと考える人がいる。完全に公平な情報など基本的には存在せず、人が介在する以上そこには何らかの意図が込められている。情報そのものは嘘でなかったとしても、それが真実をしっかり映し出しているかどうかはまた別の問題である事も多い。2015/10/27