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今、63歳

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  • サイズ B6判/ページ数 304p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784860520885
  • NDC分類 778.21
  • Cコード C0076

内容説明

「俺、やっとオヤジからジジイに脱皮したと思ってるわけ」―映画監督として、タレントとして、また黄金期を迎えた今だから語れること。SIGHT大好評連載中の自叙伝インタヴュー・シリーズ、9刊目。傑作『アウトレイジ』に到達するまで。2年間の軌跡を語りつくす。

目次

NHK新人漫才コンクールから、ヴェネツィア金獅子賞まで。たけしと「賞」との距離感とは―北野武、賞を語る
テレビタレント・ビートたけし、4度目の黄金期―北野武、現在のレギュラー番組を語る
なぜタバコを必要としなくなったのか―北野武、禁煙を語る
好きではない酒を、たけしが飲む理由―北野武、酒を語る
北野映画の最重要ポイント―北野武、編集を語る
無関心?コンプレックス?―北野武、ファッションを語る
はじめて真正面から「漫才」を書いた本を出版―北野武、『漫才』を語る
所ジョージと創刊した「FAMOSO」、大ヒット―北野武、雑誌を語る
演芸場の客、テレビの客、映画の客。今のたけしを作った客たちについて―北野武、客を語る
いくつになってもスポーツ選手には「さん」づけ―北野武、スポーツを語る〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ケイ

109
10年ちょっと前のたけし。いい男だったんだねえ。まだまだ第一線だ。喧嘩しそうな2人の論客をよんで、目立たせて、自分は少しひいたところで進行させる。その緻密さと計算高さと用心深さがたけしだったんだね。老いらくの恋で晩節を汚すってのも、それもいいのかもしれない。もうお疲れさま、でいいのかもしない。てとこはないか、やっぱり。肩の力は抜いて、手は抜かずに楽しませて下さい2020/04/24

山田太郎

20
誰がインタビューしたって面白い人だから難しいとは思う。たけしが死んだあとに評価されそうな本というかシリーズではある。2012/08/16

朝倉大和

12
「北野武」が何を考え、どんなことを思いながら仕事をしてきたのかがわかる。この本を読んで、やっぱり凄い!と思った。2011/04/19

Lily603

9
★★★+ たけしさんに色々聞いてみるシリーズ。今回は編集や漫才、そして当時の映画最新作『アウトレイジ』などについて話してます。なんというか、くだらないことから高尚なことまでやっちゃうのが良いですねえ。憧れます。「表現する場が、向こうからやってくるのを待つんじゃなくて、自分で作っていかなきゃしょうがない」とTVの『情報7days ニュースキャスター』『コマ大数学科』や全てが嘘で塗り固められた雑誌『FAMOSO』、本では漫才を再現した『漫才』そして映画・・・その創造力、少し分けて欲しいです笑。2012/10/02

ぐうぐう

8
演芸場時代、爆笑のネタ中、笑っていないたった一人の客を冷静に見つめるまなざし。その客観性こそが、のちに自身が唱える振り子理論を形成させたのだろう。結果的に、客の、劇場支配人の、TVディレクターの、それぞれの目線になって考えられる客観性があったゆえに、北野武は成功したのだ。だからこそ、芸人の世界でも、TV界でも映画界でも、その頂点を取り続けながらも、この人は謙虚さを忘れない。つくづくすごい人だと思う。2010/07/20

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